著者:日向 陽子
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私は7歳と4歳の子供を育てる管理職&時短勤務のワーキングマザーです。

仕事はメーカーで製品開発をしています。
現在は部下を4人持ち、「100年愛される商品を生み出し、育てたい」という想いを持ち、部下の育成やチームの業務運営に日々奮闘しています。

一方で、個性と想いを掛け合わせて自分らしさを最大化するオリジナルのメソッド『自己実現ブランディング』を創り、自分や生活を大切にしながら、心躍るような未来を叶えたい大人女性をサポートする仕事もしています。

なぜ私が自己実現ブランディングを伝えていきたいのか?
私がこのメソッドをお伝えしようと思うきっかけとなったのは、本人も自信がなく、いわゆる「できない子」のレッテルを貼られた後輩との出会いでした。

その子は自分の意見を言うことが苦手、新しいことを考えることも苦手。
何を考えているかわからないと、彼女についたあだなは“仕事のできない不思議ちゃん”。
でもその子と同じチームになり接してみると、その子の良さが色々と見えてきました。
みんなが嫌がるルーティンワークでもスピーディかつノーミスでできる。
そして情報収集も早く、まとめるのも上手。
人の話をしっかり聞いて、受けとめてくれる。

最初は苦手なことを克服してもらいたいと、苦手な業務の進め方を丁寧に教えてみましたが、やること自体が苦痛そう…。
そして今までなかなか周りに評価されず、またすぐ別の部署に異動にならないか、不安も口にしていました。

なので彼女には得意とする仕事をメインにお願いしたところ、だんだん彼女の表情も明るくなり、仕事のクオリティも上がってきました。
そこで彼女の良さをチームリーダーに伝えると、チームリーダーの見る目が変わり始め、徐々に周りの見方も変わっていき、上長の反応も変わり始めました。
またチームリーダーとの関係性が良くなってきて、チームリーダーをうまく使える(?)ようになり、チームリーダーとwin winの関係を築けるようになったのです。
そしてその年の上長の評価は、彼女史上最高評価に!
“仕事のできない不思議ちゃん”は“サポート上手の不思議ちゃん”へ変わったのです。
彼女はその後、結婚・出産を経て、ワーキングマザーになった今も、別の部署で彼女の強みを発揮しながら、楽しく仕事をしています。

そんな経験から、自分らしさを活かすことが大きな武器になるということ、誰にでも素敵な個性があるということを強く実感しました。
そして自分らしさを最大限に引き出すことができるパーソナルブランディングに魅力を感じ、パーソナルブランディングをベースにしたオリジナルメソッド『自己実現ブランディング』を形にしました。

・毎日忙しいだけで、今の自分の仕事や生活に違和感を覚えている。
・やりたいことが見つからず、そんな自分に自信が持てない。

こんな悩みがなくなり、自分らしく生きることがで、無理せず心地よく人生を選択できるようになったらすっごくいいですよね?
本書が自分らしさに気づくきっかけとなればうれしいです。

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