著者:碧野 韻句
ページ数:178

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「私の遺言を聞いていただけませんか?」
商店街の一角で見つけた小さなチラシの募集文。そこに惹かれた僕は、依頼主である馬野氏に会う約束を取り付けた。
チェスを通して語られる彼の思考や影。物語は小説の中の小説や、小説と結び付く過去へと入り組み、やがて緩やかに収束していく。
「私の遺言とは、今の私の言葉であると同時に、過去の私からの書き置きでもあります」
いつしか遺言を聞く側の立場であった僕は、自らの生き方や愛し方と向き合うことになる。そのことに気付いたとき、どこでもなかったこの町が名前を持ち、過去からの書き置きは、未来への手がかりへと変わる。
静かで悲しい謎を孕んだ、昭和と大正を舞台にしたレトロ純文学。

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