【無料で読める】行田キリトリセカイ2022夏: わたしが届けたい癒しの写真

私は、⾏⽥市で⽣まれ育っており、⻑く住んでいますが、
⾏⽥市の⾃然の美しさを感じなかったことはありません。

歴史的資産が多く残るこの街には、思わず⼼奪われるような
美しい⾵景の宝庫でもあります。

⾃然あふれる街なので、⽣き物もたくさんいます。
⾏⽥市の中でも⾃然あふれる癒しスポットの⽔城公園には、
⼤きな池があり、その池のほとりには、
アオサギやカモなどがいます。

私はいつも、このアオサギに出会うのですが、
⼈慣れしているアオサギは可愛らしく、
毎⽇様々な表情を⾒せてくれて、
癒しを与えてくれる存在です。

このアオサギと池を⼀緒に写すと、
⾃然がより感じられて、
⾵景写真好きの⽅には
たまらないであろう写真も撮れるのです。

この写真集は114枚の写真から出来上がっていますが、
そのうちの44枚がアオサギの写真です。

あなたは、⿃を撮影するとき、
遠くから撮影するものだと思っていませんか？

⼈慣れしたアオサギは近づいても
すぐには逃げません。

3メートル、場合によっては１メートルまで近づくことが可能なのです。

スマホで撮っても、
⼤きく映すことができるので、
写真であってもより被写体のリアルさを
感じていただくことができると⾃負しています。

近づいても逃げない、アオサギの様⼦を
よりリアルに感じていただけるのが、
この写真集の魅⼒の１つです。

他にも、⾏⽥といえば、蓮の花が有名です。

この蓮の花も、撮り⽅によって全くちがった⾒え⽅になります。
⽇に透かして⾒えるように撮るとより幻想的になったり、
１輪だけでとっても、まるでアートな美しさを表現できたり、
カメラマンにとっては被写体をどう写すかという
練習にもなってカメラマンにとっても嬉しいスポットなのです。

この写真集の中には、⾏⽥の⾵景、花、⿃の写真が詰まっています。
もちろん、春夏秋冬によって、その光景は全く違った表情になりますが、
ここでは爽やかな気分にも、幻想的な美しさも味わえる、
「⾏⽥の夏」をテーマにしています。

20年以上も写真を撮り続けている著者が語る、写真上達の秘訣にも触れられています。
私⾃⾝は、デジカメから写真を始めましたが、
撮っているうちにだんだんと楽しくなり、
極めていくようになりました。
これからカメラを始めたい！という⽅にも楽しんでいただけるように、
上達のためのヒントもお届けします。

ここまで⾏⽥の⾃然や⿃についてのお話をしてきましたが、
⾏⽥の魅⼒はこれだけに留まりません。

有名⼈で⾔うと、スターダスト☆レビューのメンバー根本要さんの出⾝地が
⾏⽥市です。
2011年には、スターダスト☆レビューが⾏⽥市の観光⼤使にも任命されていました。
ファンにとってはたまらない嬉しさです。

有名⼈だけでなく、テレビでもなにかと取り上げられたりもしています。
あなたは、2017年に放送されていたドラマ「陸王」を知っていますか？
あのドラマの舞台としても、⾏⽥市内がロケ地になりました。
⼈気⼩説家である池井⼾潤⽒の作品が元になっている、
話題の⼈気ドラマで、聖地巡礼もできてしまう密かに⼈気の観光地です。
他にも、映画「のぼうの城」のモデルになった忍城（おしじょう）もあります。
歴史好き、ドラマ好きの⽅は⼀度は訪れたい場所ですね！

観光地としては、⽥んぼアートも有名です。
これを楽しみに訪れる⼈もたくさんいて、
私⾃⾝もいつも楽しみにしています。

また、市内各地で毎⽉、花⼿⽔weekが開催されており、
ライトアップされた花⼿⽔が幻想的な世界を作り出してくれます。
とっても美しく、神秘的な光景を
ぜひ⼀度は⾒てみていただきたいです。

グルメでもテレビでもよく取り上げられています。
B級グルメ「ゼリーフライ」「⾏⽥フライ」が有名で、
これはフライというよりも、お好み焼きに近い、
おやつのような⾷べ物です。
ゼリーフライは、ゼリーが⼊っているのではなく、
おからとじゃがいもでできています。
⾯⽩い名前ですよね。

私がなぜ、この写真集を出版するに⾄ったかというと、
この⾏⽥に住んでいる⽅にとって、
もっと⾏⽥の素晴らしい⾵景や⾃然を知っていただきたいのと、
私⾃⾝が花、⿃など、この⾃然のおかげで⼼が癒され、
元気になってきたので、多くの⼈の⼼の癒しになればという
願いが込められています。

それから、もう⼀つあります。
世の中には、コロナ禍もあってどんどん暗い世相になっていることを
肌で実感しているのは、私だけではないはずです。
メンタルの不調から、体調にまで影響が出てしまい、
精神科や⼼療内科を受診する⽅が増え続けています。
また、マスコミで報道されるニュースは暗いニュースが多く、
⼼がどんどん枯れていってしまうような疲れを感じている⼈も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな状況で、
「私ができることはなにか︖」を考えたときに、
写真を通して世界の⼈々の⼼に癒しを届けることだと考えました。

私自身が写真によって⼼が救われているからこそ、
写真による癒しで救われる⼈が増えていくことを
⼼の底から願っています。

• 行田キリトリセカイ2022秋: わたしが届けたい癒しの写真