著者:思想夜奈
ページ数:25

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はじめまして、思想夜奈(しそう よな)です。
突然ですが、あなたはなにかの宗教に入っていますか?
「宗教!? うさんくさい!」
と思ったあなたは、カルトとまともな宗教の区別がつかず、宗教を誤解しているかもしれません。

本書は、圧倒的に“無宗教”な一般の方々に向けて、宗教とカルトが違うということを理解していただき、また一般の方々が想像するより、信仰生活が遥かに楽しいということを知っていただくために書きました。
たまに、宗教関係者を反社会的勢力であるかのような目で見る人や、一度教会に行ったが最後死ぬまで徹底的にお金を巻き上げられると本気で思いこんでいる人がいます。
世界的には信仰を持っている人が大半なのにもかかわらず、です。

どこでそんな風に「洗脳されて」しまったのでしょう。

日本で宗教を信仰している人たちのほとんどは、よほど親しい人や家族以外の人には信仰者であることを隠しているので、意外と会社の上司や同僚は信仰者かもしれません。
何気ない世間話の中で、「宗教」をすべて悪の組織のように批判してはいないでしょうか。
「本物の信者」がすぐ近くにいて、心無い言葉に傷ついている可能性を考えたことはありますか?

 この本は、ただの本です。
買ったから、読んだからといって、誰もあなたに宣教しに行きません。
まじめな宗教について、「勧誘されるリスク」なしで知りたいとは思いませんか?

本書の前半では、カルトや宗教になぜ入るのか、というところについて考えてみます。
後半では、私自身の信仰生活から、簡単なキリスト教会(プロテスタント)の説明と、信仰生活で感じている恩恵についてお話しします。

なお、本書では「そもそも神はいるのか」というそもそも論や、たくさんの宗教の中でどれがいいのかというような話はしません。
宗教を信じるとは、その宗教で前提となる「神様的存在」を信じることを含めて、その宗教の価値観を丸ごと受け入れることです。
宗教の教義や戒律を守ることも含まれます。
宗教的にはなんの制限もない生活を送る日本人にとって、宗教に禁止事項があるというだけでも、宗教が得体のしれない、自分の自由を脅かす存在であるかのように見えることは致し方ないとも思います。
でも、何かを禁止されることや毎週教会に通うことが「めんどくさい」というだけで宗教を敬遠するのは、あまりにもったいない。
その宗教の信仰生活で得られるものがあるから、信者の人たちは進んでその「めんどくさい」ことをしているのです。
「めんどくさい」を超えたところに何があるのか、知りたくないですか?

宗教は自分で選ぶものです。
信仰のある人生を送るのか、ない人生を送るのか、自分にとって居心地のいい方を選べばよいのです。
ただ、選ぶためには両方の選択肢を知っておかないと、正しく選んだことになりません。
知らずに「選んだ」というのは、ただ「流された」だけです。
流される人生もそれはそれでありだと思いますが、ちゃんと自分で選んだ人生を送る方が、「自由」だと思いませんか。

ぜひ、宗教のことを知ったうえで、宗教を選んでください。

はじめに… 1
1.なぜ宗教に入るのか… 2
2.信仰者の日常と、感じている恩恵… 7
あとがき… 13

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