著者:立本 博文
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■本書は、ぴかぴかのDX成功物語を紹介していません。いわゆる日本の会社におけるDXの進め方を説明しています。たとえば、イノベーションのゾーンマネジメントでは、既存活動のためだけに予算を使うのではなく、新規活動(=今年度は成果でないかもしれない)にも予算を使うことの重要性を主張しています。とくに売上部署(マーケ、営業)でDXを行う場合、このような考え方を経営トップと現場トップが共有することが重要です。
■本書は、あらゆる層のマネジメント人材のために書かれています。IT技術者のためではありません。DXプロジェクトは不確実性が大きいので、目標を見失わないようにすることが重要です。本書では、攻めのDX=企業成長のため、という一貫したスタンスで書かれています。ITツール導入プロジェクトの成功を、DXの目的としていません。
■マネジメント人材の中でも、とくに経営トップと現場トップの方に読んでもらいたいです。DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、D=デジタルイノベーション(デジタル技術の導入)と、X=トランスフォーメーション(事業変革・組織再編)の2つから成り立っています。多くの企業にとって難しいのは、Dではなく、Xです。
■世の中によくあるDX本は、IT技術の視点から書かれています。本書の立場は全く異なります。デジタル技術導入を契機とした、X(事業変革・組織再編)を推進する、という視点で、15の講義が行われています。
■すべての講義はスライドを用いて説明されています。時間がないマネージャーに、短期間で直感的にわかるようにしたためです。しかし、それでも、本質的な項目を網羅するように配慮しました。
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