著者:小石川桃子
ページ数:149
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心の世界の冒険譚
〜愛の海を思い出す物語〜
人の心の中には愛の泉がある。あったかい気持ちが湧いてくるところ。
そして、愛の泉の奥には愛の海がある。
愛の海はぜーーんぶ繋がっていて、そこにいると、ふわ〜とあったかくて気持ちよくて安心で幸せ。
愛の泉が詰まってしまうと、心がカラカラになったり大切な自分をキライになってしまうこともあるけれど、その詰まりも愛でできていて、愛に溶ける。だから大丈夫!
愛の泉から愛が湧いていたら、ここも愛の海の中。ふわ〜とあったかくて気持ちよくて安心で幸せ。
愛の海は、誰もがいたことのある懐かしいところ。本当は今もずっといるところ。だから、思い出すだけでいい。そして、そうだったなあと、そこにかえるだけでいい。
幸せはここにある、いつも。ね。
【目次】
プロローグ 出逢い
第一章 愛の泉
1 風の通り道
2 生命の樹
第二章 悲しみの扉
1 悲しみは愛?
2 気持ちは波
3 愛をかける
4 その鎖巻かないで!
5 優しい雨
第三章 洞窟
1 雨上がり
2 鎖ふたたび
3 ペリドット色の涙
4 兵士
第四章 愛の海
1 透明な光、虹色のゆらゆら
2 ぼくが愛の海で愛の海がぼく
3 何もかも全部いいこと
第五章 草原
1 虹色の噴水
2 ここも愛の海
エピローグ 幸せはここにある、いつも
【あらすじ】
たかしくんという男の子が不思議な少年オメガと出逢い、昼間からゴロゴロしてるお父さんの心の中へ。そこは真っ暗で寒い。
お父さんは苦しかったの?
お父さんの心の中は、愛の泉が詰まってしまって、怒りの霧でいっぱい。風の通り道が塞がりかけて息が苦しい。地面はカラカラで、生命の樹をぶっとい鎖がぎゅうぎゅうに締め付けて樹は今にも枯れそう。
お父さん苦しいの? どうしたらいいの?
たかしくんは、怒りの霧を晴らし、悲しみの扉を開け、オメガと別れて一人で愛の海を目指します。
愛の泉の奥に広がる愛の海へ行って、お父さんの愛の泉の詰まりを内側からしゅばーっと開けてお父さんの心にかえって来るんだ。それができたら、ぶっとい鎖も愛に溶けて吹っ飛んで、心は晴れた風吹く草原にかえるよ!
愛の海ってなに? どうやって行くの?
怒りも悲しみも自己否定もすべて愛だとわかって、すべてを愛すると行ける。
それは、たかしくんと一緒に、誰にでも今すぐ応用できる方法でもあります。
「気持ちは波なんだ」
「怒ってる人は本当は悲しいんだ」
「悲しいのは、何かが大好きだからなんだ」
「行くって決めて歩けば行けるよ」
そんなの、ぼくわからないよ!
オメガに教わりながら、ちんぷんかんぷんのまま、冒険に乗り出す、たかしくん。お父さんを助けたい!
そこから、
「ぼくが愛の海で愛の海がぼくで…」
「なんにも、なんにも、いけないことはなかった」
「本当になんでもかんでも愛なんだな」
「幸せはここにある。いつも」
そう思えるところまで、「すべて波」という量子力学的な世界観や、集合意識の概念を土台に、怒りも悲しみも自己否定もすべて愛だったとわかって愛に溶け愛に還っていく様子を描いた、たかしくんと一緒に愛の海を思い出す物語。
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