著者:山田ゆり
ページ数:183

¥380¥0

この本は、父が急逝したその日から母のおかしな行動が目立ち
やがてアルツハイマー型認知症と認定された母を
10年と10日間介護していた頃の私の日記をまとめたものです。

介護は一人として同じではありません。
だから、あなたが事前にたくさんの体験談を知って
満足のゆく「最後の親孝行」をすることができたらいいなと思います。

認知症初期の母は、常識から外れたことをしても知らぬ存ぜぬで、
いちいち私は苛立ち、困惑し翻弄された毎日でした。

しかし、母を看取った今、当時の日記を振り返ってみると
あんなに「悲壮感」いっぱいだった出来事がなぜか「笑える」のです。
楽しいコントを見ているようなのです。

同じ事実なのに、感じ方が違うのだと気づきました。

今、笑えるのは、あの頃を経験してきたからできることです。
まだ介護を経験されていない方は
「ふ~ん、認知症になったら、こんな感じに変わってしまうのか~。」と
受け止めてくだされば、
いざ、その時になった時は予備知識があなたを守ってくれるでしょう。

「知らない」は不安であり恐怖を増幅しますが
「知っている」と、少しのことではへこたれない強さがあります。

介護をする人、される人、
どちらかが我慢するのではなく、両者が笑いあって暮らしていく
そんな明るい介護の一助にこの本がなれたら幸いです。

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