著者:島野清志
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 逆風吹き荒ぶ大学の中でも、特に精彩を欠く女子大学。その宿命的な課題や、克服すべき懸案を指摘しつつ、全国75女子大学の存続可能性を明快に分析。志望校の選択等にご活用いただければ幸いです。(表紙デザイン・yoshikun)
(目次)
第1章・追い詰められていく女子大学
 どうやら大学の相対的安定期は終わったらしい/全面易(安)の様相を呈する女子大の難易度/大学が追い詰められている最大の要因とは/名門短大も次々に閉校、減少していく女子大学/より以上の進学率の上昇は期待出来ない/強引な進学率引き上げは社会不安を招く
第2章・彼女たちは何処に行ったのか
 屈託のない女子高生コンビに出会った話/彼女たちの総数は120万人を超える/女子学生イコール文学部はセピア色の感覚/実学志向、キャリア重視の流れ強まる/女子大学が抱える最大の懸案とは何か/人文科学には強いが社会科学に弱い/就職はともかく、その先には分厚い壁が待つ/女子大出身者の昇進はきわめて狭い道/実社会への足掛かりがつくりづらい
第3章・全国75女子大学の塩梅
 ピーク比で半減した法科大学院が明示すること/一流私大でも見られる出自による得手不得手/実社会への足掛かりがつくりづらい/全国75女子大学の今後を展望してみる/安泰の女子大学は14校・ほぼ安泰は24校/微妙な女子大学は21校・不安は16校/グループ力を高めることが生き残りの決め手になる

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