著者:愛知不動産売却センター
ページ数:43

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あなたが売却を検討しているその不動産。
『よくわからないからとにかく』
『早く売りたいからどこでも』
そんな気持ちで安易に一括査定に出してしまっていませんか?
『一括査定は危険です』
軽い気持ちで一括査定に出してしまうと、その後の電話や営業メールがウザイほど鳴り止まず、
話を進めたいのに、リフォームを進められて余計な時間と出費を払うことになったり、
ということにもなりかねません。
一般的に、不動産を売却する経験なんて、不動産投資家でもない限り、一生に一度あるか
ないかというくらいでしょう。
だから『手っ取り早く済ませたい』と思う気持ちは痛いほどわかります。
また、多くの売主にとって、不動産を売却する理由の第一に”住み替え”が、第二に”不
要物件の処分”が挙げられます。
住み替えが理由なら、時間的な制約があるなど、価格度外視で”さっさと売ってしまいた
い”と思っているかもしれません。
不要物件の処分が理由、つまり親が住んでいたけど、同居を期に住まなくなったなどの場
合、築年数や立地を考えると”いくらでもいいからさっさと処分したい”そんな風に思って
いるかもしれません。
不動産を売却処分する場合、不動産の種類によって不動産会社の得意、不得意が分かれて
います。
大手や名前を聞いたことがある不動産会社だから、任せて大丈夫というわけではないの
で、注意をするほうが良いでしょう。
私は、23 年の間、不動産業界に勤めてきました。
その間、売主様が不動産の知識が無いことを良いことに、余計な出費を促したり、相場より
安い価格で売らせようとする同業他社の悪い噂を耳にしたことが何度もあります。
もちろん噂ですから、事実に尾羽がついていたかもしれませんが、やはり不動産会社が不
得意な分野の不動産売却には、同業からみてもおかしな点があるのも事実です。

しかし、すべて不動産会社の責任にはできない、とも言えます。
不動産の売却は大きなお金が動きますから、売主様自身も最低限の知識を持って、不動産
会社と一緒になって売却を目指すことも大切なのです。
そうすることが不要な出費を抑え、大切な不動産を”早く、高く”売却することに繋がる
はずです。
本書は、売主様が損をしないための不動産売却の知識をまとめました。まずは売ろうとす
るのでなく、不動産売却にむけての知識を身に着け、その上で不動産会社へ相談をしてみて
ください。
そして、不動産の売却に一括査定を出すなら、売却専門の会社を加えることをお勧めしま
す。
不動産に同じものは一つとありませんから、『絶対に、これだ!』ということではありま
せんが、あなたが損をしないように、本書がお役に立てば幸いです。
【 目 次 】
第一章 土地を売ろうとする
1)土地売却にあたって
2)土地売却の注意点とは?
●『解体更地渡し』と『現況渡し』
●確定測量について
●土壌汚染には要注意
●事業用地は『一種単価』と『レンタブル比』を考慮する
●接道義務を満たしているか
3)高く売るためのポイント
●雑草やゴミ等を掃除し見た目の良い状態に
●土地の詳細な情報を確認しておく
●売地のセールスポイントとマイナスポイントの把握
4)土地売却のまとめ
第二章 戸建を売ろうとする
1)戸建て売却にあたって
2)戸建て売却の注意点とは?
●事前に不動産会社に相談する
●不動産にも鮮度がある
●家のリフォームはしない
●『両手取引』と『囲い込み』に注意
●不動産会社の選定
●境界の確定
●越境問題や接道問題を解決しておく
●売買契約書はとても重要
3)家を売却する為の事前準備のポイント
●建物の瑕疵(欠陥)は売却前に修繕
●室内を綺麗に掃除し、清潔感をアップ
●内覧は昼間がベスト
●アピールポイントを把握しておく
4)戸建て売却まとめ
第三章 マンションを売ろうとする
1)マンション売却にあたって
2)マンション売却の注意点
●リフォームは考えて行う
●マンションの売却には時間がかかる
●居住用マンションを賃貸区分マンションとして売却はNG
●マンションの問題点は隠さない
3)マンション売却のポイント
●必要書類をそろえておく
●マンションを購入してからの所有期間によって譲渡所得税率が変わる
●住宅ローンが残っていてもマンションは売却できる
4)マンション売却まとめ
第四章 収益物件を売ろうとする
1)収益物件売却について
2)収益物件の注意点
●収益物件では利回りが優先される
●ワンルームマンションへの投資は避けるべき
3)収益物件のポイント
●入居率を上げる
●管理委託料の見直し
●入居者の確保
4)収益物件売却まとめ
第五章 心理的瑕疵・事故物件を売ろうとする
1)心理的瑕疵物件、事故物件の売却について
2)心理的瑕疵物件と事故物件売却の注意点
●瑕疵物件は告知義務がある
●告知しなくても良い場合
●瑕疵物件となった場合どう対応するのか
●告知義務違反に気を付ける
3)心理的瑕疵物件、事故物件売却のポイント
●物件が安くなることを良しとする買主はいる
●瑕疵物件を買い取る専門業者がいる
●後々クレームにならないように契約書を精査する
4)まとめ

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