著者:前野 智純
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起業家を目指す人の、『理想の入口』がここにある。
起業家が書いた『日本一わかりやすいM&A起業の教科書』

あなたは「M&A」が起業家にとってどれだけ大きなメリットがあるかご存じでしょうか?

「M&A」のプロセスには、ビジネスをする上で重要なすべてが詰まっています。

それらを理解しないまま、経営を継続していくのは大きな機会損失であり、リスクにもなり得ます。

本書は、著者がこれまで複数の会社を創業、又は継承し、事業会社の代表をしながら、M&A仲介・アドバイザーや中小企業再建の支援をしてきた中で、日本に住むサラリーマンや経営者のために最大限にリスクをそぎ落とし、最も効率のいい「M&A」起業の方法を、具体的に、ステップバイステップで書いたものです。

・「M&A」の必要性が叫ばれる社会的背景
・大企業のM&Aと中小M&Aの違い
・「M&A」の種類
・「M&A」起業のメリットとデメリット
・相手探しから成約までのM&Aのフロー
・成約後の経営ポイント
・「M&A」のネックになる個人保証(経営者保証)について
・買収後のバリューアップについて
・致命傷を負わないための思考

など、起業を目指す、全ての人が理解しやすいように詳しくまとめています。

そして、多くの関連書籍の中で、特に「個人保証(経営者保証)」については、詳しく解説しているものは本書以外に多くありません。

これから起業する人、今の業績をもっと伸ばしたい人、あるいは経営者として幸せな出口を見つけたい人、つまり、ほとんどの起業家にとって、本書から得られる「M&A」の知識は有益なものとなることでしょう。

本書はコンサルタントが書いた絵空事ではなく、実践で血を流した経験を盛り込んだ致命傷を負わない為の本です。

起業家、又はこれから起業をする全ての人へ是非読み進めて頂きたい1冊です。

【目次】

起業家が書いた日本一わかりやすいM&A起業の教科書

【序章】四半世紀で最大の大変革時代

 働き方も、会社の寿命も変化している
 健全な人が持つ健全な危機感
 資本主義社会の中心にいるもの
 国策としてのM&A
 激変する産業構造

【第1章】M&A起業のススメ

 時流を取り込む
 企業価値と企業の魅力は、必ずしも一致しない
 中小企業M&Aの実態
 経営者が足りない
 M&Aの種類
 ひとり起業か、共同起業か

【第2章】”M&A起業”のメリットとデメリット

“イチ”からスタートできる
 既に商品と顧客、販売ルートがある
 地域、業界における信用がある
 承継により期待値が上がる
 特別保証制度などの事業承継優遇策がある
 補助金も増えてきている
 契約関係、許認可等を引き継げる
 ほとんどの場合、負債とセット
 勤務歴の長い重鎮(老害)がいて改革を拒むかもしれない
 開けてびっくりの隠れ負債があり得る

【第3章】”M&A起業”のフロー

 M&A起業の“狙い目”はどこだ?
 起業の形を決める
 M&Aの形
 対象会社を見つける
 相手探しの裏技
 候補企業へのコンタクト
 実名交渉、面談
 M&A起業のファイナンス
 基本合意、候補企業の調査(DD)
 最終契約
 秘密保持に始まり、秘密保持に終わる
 M&Aの基本フローまとめ

【第4章】”M&A起業”の実践

 旧経営者、既存社員へのリスペクト
 経営計画
 「自走」経営への挑戦
 銀行対応
 企業価値を高めることが、あなたの役割

【第5章】個人保証(経営者保証)の問題点と外し方

 そもそも株式会社とは何か
 株主と経営者は別(資本と経営の分離)
 個人保証も立派な公私混同だ
 個人保証はしない。してるなら外そう
 経営者保証のガイドライン
 信用に繋がる要因は共通している
 たかがビジネス

【第6章】企業のバリューアップ

 競合を知る
 マーケティングを学ぶ
 ITを学ぶ

【第7章】「致命傷」を負わないために

 撤退ラインを決める
 たくさん失敗して、大いに成功しよう

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