著者:前田日明
ページ数:170

¥880¥0

格闘王・前田日明の視点で読み解く、プロレスと総合格闘技の軌跡!
力道山、ゴッチ、馬場、猪木、UWF、リングス、そして、現代総合格闘技に従前とは異なる光を当てる。
【電子書籍向けオリジナル企画】

 ※  ※  ※

 疫病と戦乱の生じさせた黒雲が世界を覆い尽くした2021年から2022年にかけて、前田の個人史に大きな節目が訪れた。自身のライフワークであるファイティングネットワーク・リングスが設立から30年、一応の閉幕から20年を迎えたのだ。22年は古巣・新日本の旗揚げ50周年にも当たる。予期せぬことではあったが、師であるアントニオ猪木に今生の別れを告げる仕儀ともなった。
 この機会に、前田自身の経験にあらためて斬り込んでみたい。そう考えた。幸運にも快諾が得られ、二度にわたるロングインタビューが実現。その全貌を基底とし、加筆・構成したのが本書に収めた2本の記事である。
(中略)
 2本のインタビュー記事で、私は新日本プロレス入門からリングス終焉に至る歩みを前田に問うつもりでいた。だが、現場で当人の口から語られたのはもう少し視野の広い大きな物語だった。
 力道山率いる日本プロレスが多団体時代を制した過程と裏面。アントニオ猪木が入門した当時のプロレス界の色と匂い。プロレスの神様カール・ゴッチを構成する成分や要素。前田にとって前史に当たるこうした事象への解釈や見識に始まり、総合格闘技の未来への貴重な示唆も含まれている。

【本書で前田日明へのロングインタビューを行った執筆者・片田直久による「まえがき」からの抜粋】

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