著者:降幡順治
ページ数:58

¥1,200¥0

私は既に「最後の晩餐」と「受胎告知」を自分なりに解析し記録として書き記しました。いかがだったでしょうか?作者の立場で何度も読み返すのですが、どの様な読者をターゲットに書いているのか自分でも疑問に思うことが有ります。私自身、美術史の知識量からすれば未だ初心者の域を脱していないと思います。そうかと言って、絵の見方で言えば一般的な見方よりは非常に異なる視点から解析している自負はあります。なので、身の程知らずと言われても表現せずにはいられないわけですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの一般的な解説本だと思い込み、読まれた方には意味不明な内容ではないかと心配に思うこともあります。一方、豊富な美術的知識がある方から見れば「何を頓珍漢な事を言う男だ」と思われるでしょう。では一体だれが読んでくれるのか?疑問に思うのですが・・・まぁ一万人に一人くらいは共感してくれる人がいるかもしれないと思うのです。暗中模索中ですが自分の道を貫くしかないと思うのです。強いて他書と差別化できる点と言えば、全てオリジナルであることだけが私の誇りです。
 今回取り上げるのは「岩窟の聖母」です。この絵画には、どのような仕掛けが仕込まれているのでしょうか。
 始める前に私は言いたいことがあります。今まで私が書いてきた内容を海外の数万人参加するフェイスブックの美術系グループサイトに投稿しました。しかし、どのグループも私の投稿を途中で拒絶します。グループの管理者が拒絶するのです。それは中世、特にルネッサンスの頃の絵画は宗教画がほとんどであることに要因があると思います。私は極力宗教的な解釈や考察は書かないつもりでいますが、宗教画である以上宗教的な考察をしなければならないことが多々あります。
自分で言うのも気が引けますが、私の投稿は海外では非常に人気があり、各投稿に対しコメントは数百以上、「良いね」のリアクションも数百回ありました。時には議論が過激になる事もあり、コメントを寄せていただいた方々の間で論争も起こりました。その海外サイトの管理者としては、私の様な投稿者は迷惑の様です。いろいろな理由で私は拒絶されました。宗教に関して、西洋の方々は非常に神経質で過敏だと感じました。しかし神経質であることを理由に宗教関係の意見を、あまりにも検閲し除外しすぎるのではないでしょうか?議論も無く理解し合う事は不可能だと私は思います。世界の名画と言われる画像をネットから拾い集め投稿し、数行の「つぶやき」をするだけで、過去の作品を皆で褒め称えるだけならば、それは意味がない事だと思います。
 この本に私の考えを書くことに何の束縛は無いはずです。私にも表現の自由は有るのです。しかし気がかりなことがあります。私を拒絶したフェイスブックの美術系グループは突然に「公開」から「プライベート」に変わり、別のグループは更新が止まりました。もしかしたら管理者以上に宗教関係に敏感で検閲する「力」が存在しているのでしょうか。私の思い過ごしならば良いのですが少し心配です。反面、もし私の投稿が原因ならばそれだけ私の投稿に真実が含まれていると言う事ですから自信をもって書いていこうと思います。たとえ、それが不都合な真実だとしても信念を貫いて書こうと思います。さぁ、私と一緒にレオナルド・ダ・ヴィンチの世界に旅立ちましょう。

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