著者:長岡まり
ページ数:112
¥980 → ¥0
50代は人生においてのターニングポイントとなる非常に重要な時期です。
会社に勤務している人の場合、男女ともに50代になると「定年」というゴールにむけたカウントダウンが始まります。
子どもを持っている人は、家庭によって多少の差はあっても「子離れ」が現実になってくる時期です。
また「親の介護」がリアルなものとなるのも50代です。
世界の最長寿国である日本の平均寿命は、80歳を超えています。
つまり、50になったといっても、成人してからの長い人生のようやく折り返しにたどり着いたところ。
まだまだ十分な時間が残されています。
ここで一旦立ち止まって、先の人生をどう生きていくのかを考える時間を持つことが大切です。
これは、私の実体験からも強くいえることです。
現在50代の方からみれば、私は10歳~15歳年上になります。
10歳上くらいが、一番目標にしやすいのではないでしょうか?
あまりに歳が離れすぎていると価値観が違うことも多いし10歳って10年後の自分の姿をイメージしやすく目標にしやすいのだと思っています。
私の同世代は、女性は専業主婦になるのが当たり前だった世代です。
私の友人たちも結婚して専業主婦になって、子育てがひと段落してからパートで働いている人がほとんどです。
企業の中で、働き続けてきた人は少数派です。
今の50代は、男女雇用機会均等法の第一世代です。
もちろん、全員ではありませんが、正社員として長年企業で働いてきた人も相当数いる世代だと思います。
そんな50代も、60代を前にして「これからどう生きようか?」と悩み始めているのではないでしょうか?
先輩世代は、専業主婦世代ですので、目標とする先輩の少ない第一世代が今の50代です。
男性向けの定年後を考える本や講座はたくさんあっても、女性向けの「60歳以降の生き方」に関する本はほとんどないと言っても過言ではありません。
参考にする本も情報もなく、ひとりでモヤモヤ、もんもんと悩んでいる。
そんな後輩女性達に、この本を通じて、先輩として何かひとつでも伝えられることがあればいいなと思ってこの本を書くことにしました。
私の経験が全て役に立つとは思いません。
女性の生き方は本当に多様なので、そのひとつの例として
「こんな生き方もあるんだ!」と思っていただけると嬉しいです。
「自分を活かし、自分を生きる」
人生、ここから再出発です!
<目次>
はじめに
プロローグ:私の人生の転機
①就職から逃げて、結婚へ
②私の人生の転機
第1章:時代の変化の中で
①男女雇用機会均等法第一世代
②総合職と一般職
③キャリアと結婚・出産
<コラム> 逗子暮らし・・1
第2章:定年後をどう生きるか?
①お金について
②健康について
③家族について
<コラム>逗子暮らし・・2
第3章:何者としてどう生きるか?
①私は何者か?
②人生の経験の中に、強みがある
<コラム>逗子暮らし・・3
エピローグ:さあ、定年後への準備を始めよう!
①会社から外へ出よう!
②学び続ける
③自分らしい人生を生きる
おわりに
シリーズ一覧
- 同シリーズの電子書籍はありませんでした。
この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。