著者:大澤 真幸
ページ数:222
¥1,188 → ¥0
戦後75年、気鋭の論客が戦後知識人を再評価する新シリーズ創刊!
2人の「知の巨人」は、いかに思考を紡いだのか?
戦後思想を牽引した柄谷と見田。2人の思想のポイントとは何か? 2人は日本人と人類の未来をどう展望しているのか? 巧みなインタビューと解説で、両者の思考の軌跡を浮かび上がらせる。柄谷思想&見田思想のまたとない入門書! [内容] I 『世界史の構造』への軌跡、そして「日本論」へ
──柄谷行人 × 大澤真幸
イントロダクション 交換様式論とは何か 大澤真幸
1 言葉への独特の感覚
2 漱石のどこに注目したのか?
3 「ルネサンス的」文学とは何か?
4 なぜ「交換」に注目するのか?
5 世界最先端とのシンクロ
6 コミュニケーションの非対称モデル
7 ヒーローはソクラテス
8 交換様式Dとは何か?
9 回帰する貴族
10 「強迫的な力」はどこから来るのか?
11 単独性と普遍性はどう結びつくのか?
12 翻訳されることを前提に書く
13 「日本」はどういう意味を持つのか?
II 近代の矛盾と人間の未来
──見田宗介 × 大澤真幸
イントロダクション 「価値の四象限」と「気流の鳴る音」 大澤真幸
1 森羅万象の空──戦争体験の最後の世代
2 社会学というアリーナ──『価値意識の理論』(一九六六年)
3 〈人生のひしめき〉としての社会──『まなざしの地獄』(一九七三年)
4 全共闘との論争──真木悠介というペンネーム
5 マルクスをどうのりこえるか──『現代社会の存立構造』(一九七七年)
6 〈外部〉への旅──『気流の鳴る音』(一九七七年)
7 生と死のニヒリズムをどうのりこえるか──『時間の比較社会学』(一九八一年)
8 りんごの果汁──『宮沢賢治』(一九八四年)
9 愛とエゴイズムの生命社会学──『自我の起原』(一九九三年)
10 情報化と消費化の可能性と限界──『現代社会の理論』(一九九六年)
11 人類史的な転回──『現代社会はどこに向かうか』(二〇一八年)
12 軸の時代Ⅰの思想/軸の時代Ⅱの思想
補 「戦後」について。「日本」について
終章 交響するD──大澤真幸
1 交響するD
2 意味の呪縛
3 〈他者〉の二重の謎
4 根をもつことと翼をもつことの一致
2人の「知の巨人」は、いかに思考を紡いだのか?
戦後思想を牽引した柄谷と見田。2人の思想のポイントとは何か? 2人は日本人と人類の未来をどう展望しているのか? 巧みなインタビューと解説で、両者の思考の軌跡を浮かび上がらせる。柄谷思想&見田思想のまたとない入門書! [内容] I 『世界史の構造』への軌跡、そして「日本論」へ
──柄谷行人 × 大澤真幸
イントロダクション 交換様式論とは何か 大澤真幸
1 言葉への独特の感覚
2 漱石のどこに注目したのか?
3 「ルネサンス的」文学とは何か?
4 なぜ「交換」に注目するのか?
5 世界最先端とのシンクロ
6 コミュニケーションの非対称モデル
7 ヒーローはソクラテス
8 交換様式Dとは何か?
9 回帰する貴族
10 「強迫的な力」はどこから来るのか?
11 単独性と普遍性はどう結びつくのか?
12 翻訳されることを前提に書く
13 「日本」はどういう意味を持つのか?
II 近代の矛盾と人間の未来
──見田宗介 × 大澤真幸
イントロダクション 「価値の四象限」と「気流の鳴る音」 大澤真幸
1 森羅万象の空──戦争体験の最後の世代
2 社会学というアリーナ──『価値意識の理論』(一九六六年)
3 〈人生のひしめき〉としての社会──『まなざしの地獄』(一九七三年)
4 全共闘との論争──真木悠介というペンネーム
5 マルクスをどうのりこえるか──『現代社会の存立構造』(一九七七年)
6 〈外部〉への旅──『気流の鳴る音』(一九七七年)
7 生と死のニヒリズムをどうのりこえるか──『時間の比較社会学』(一九八一年)
8 りんごの果汁──『宮沢賢治』(一九八四年)
9 愛とエゴイズムの生命社会学──『自我の起原』(一九九三年)
10 情報化と消費化の可能性と限界──『現代社会の理論』(一九九六年)
11 人類史的な転回──『現代社会はどこに向かうか』(二〇一八年)
12 軸の時代Ⅰの思想/軸の時代Ⅱの思想
補 「戦後」について。「日本」について
終章 交響するD──大澤真幸
1 交響するD
2 意味の呪縛
3 〈他者〉の二重の謎
4 根をもつことと翼をもつことの一致
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