著者:白石晴久
ページ数:134

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ディスカウントキャッシュフロー分析は会計制度によらない普遍的なツールですので、一度身に付ければ強い武器になります。よく『利益はオピニオンであり、キャッシュは事実である』といわれますが、この言葉が示唆するように、利益は会計ルールの下で、企業等が採用する会計方針によって大きく動きます。一方、キャッシュフローは、キャッシュ残高の増減であり、極めてシンプルなもので、かつ、ルール・方針が異なってもその数字が変化しません。つまりキャッシュフローは利益と比較して客観性が高いということが特長です。。 
本書は、まずキャッシュフローの基礎を平易に解説します。その上で、CAPMという考え方をこれまた平易に解説しつつ、仮想企業の損益計算書と貸借対照表を使い、実際にフリーキャッシュフローを算出し、具体的に企業価値を算定するプロセスや考え方を示していて、ユニークな本に仕上がっています。
本書を通読すれば、相応の知識と考え方が身に付くはずです。なお、巻末でIFRSベースの有価証券報告書から間接法によるキャッシュフローの試算をしていますので、これも必見です。

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