【無料で読める】小さな会社のリーダーシップ論

｢喜劇の主人公メソッド｣で部下はあなたについてくる。
反発していた部下が、なぜ変わったのか？

総合物流会社に勤務する著者は、ある日突然、20年連続赤字の関連会社へ出向を命じられます。｢黒字化｣の命を受け、社員40名ばかりのM運輸へ出向した著者が見た会社の実態は、想像を絶するものでした。

本書は、｢ダメ上司｣だった著者が、数々の失敗を重ねながらも、M運輸をみごと黒字化する実話がベースとなっています。中小企業のリアルな現場で、リーダーはいかに行動を起こしたか？　組織を活性化するために、著者が実行した内容を、15個のアクションとしてまとめています。

それらのアクションの中には、
｢玉置浩二マインド｣
｢逆自力三角褒め｣
｢喜劇の主人公メソッド｣・・・等、
著者独自の手法が紹介されています。
ここが、従来のリーダーシップ論とは一線を画しており、この本のユニークな点です。

本書は次のような経営者やリーダーに必読です。
①組織改革に悩んでいるあなた
②言うことを聞かない部下に悩んでいるあなた
③思うように成長しない部下に悩んでいるあなた
④部下とのコミュニケーションに悩んでいるあなた
⑤もっとリーダーシップを発揮したいと思っているあなた

◆目次

●プロローグ
・20年連続赤字の会社へまさかの出向
・不良社員への謝罪
・社長交代
・黒字達成
・本書の目的

●第一章　部下へのアプローチ

★アクション１　一番の理解者になろう
・部下から泥棒呼ばわりされた私
・｢玉置浩二マインド｣を発揮せよ

★アクション２　声かけをしよう
・深夜のオフィスに電話が
・壁紙のマリリン・モンロー

★アクション３　場の空気を変えよう
・挨拶ができなかった部下
・品質事故の減少

●第二章　部下を行動させるには

★アクション４　褒め方を考えよう
・｢逆自力三角褒め｣とは？
・センスのある粋な褒め方

★アクション５　寄り添い納得させよう
・納得しなければ、部下は変わらない
・鉄人衣笠がかけた言葉

★アクション６　常識や慣習を捨てよう
・ノミとコップ
・改革の断行

●第三章　トラブルのときこそチャンス

★アクション７　失敗を恐れず行動しよう
・失敗をしても命は取られない
・新しいチャレンジを始めた部下

★アクション８　ミスを無くす仕組みを作ろう
・精神論では状況は変わらない
・ダブルチェックから｢パラレルチェック｣へ

★アクション９　悩みや困難に寄り添おう
・家庭問題に悩んでいた若手社員
・｢荷物事故係｣の決意

●第四章　リーダーも部下も進化し続ける

★アクション10　部下を変える前に自分を変えよう
・管理職の憂鬱
・壁を破る言葉

★アクション11　ボジションを与えて、部下を育てよう
・部下の未来を信じる
・16才の社長

★アクション12　心に余裕を持とう
・洪水の中の笑顔
・業績が悪化したときこそ飲みに行こう

●第五章　部下はあなたについてくる

★アクション13　欠点をオープンにしよう
・リーダーの欠点が部下に自身を与える
・人気者の法則

★アクション14　自己肯定をしよう
・吃りを克服できた理由
・頭のハゲた二人の上司
・自己肯定感の達人

★アクション15　｢喜劇の主人公｣になろう
・伝票紛失の犯人はだれだ？
・｢喜劇の主人公メソッド｣とは？

●読者無料プレゼント
●エピローグ

◆著者紹介

望月ひとし（もちづき・ひとし）
１９６３年　新潟県胎内市生まれ
次世代リーダー育成コンサルタント
物流会社に特化したマーケティングコンサルタント
青山学院大学経済学部卒業後、東証一部上場の総合物流会社に入社。２００３年、インドネシア現地法人代表としてジャカルタへ赴任。２０１０年に帰国後、赤字関連会社立て直しのミッションを受け、取締役部長として出向。数々の失敗を繰り返しながら、経営改革に奔走し、みごと黒字化に成功。現在はコンサルタントとして独立。30年に渡る物流現場での知識と、利益を生み出すビジネスモデルを企業に提供し、高い評価を得ている。
敬愛する人は、Ｕ２のボノと映画監督のウディ・アレン。ロックと映画をこよなく愛し、作詞・作曲も手がけている。妻と長女・長男の４人家族。