【無料で読める】引き寄せの法則を試してみた４０代のおっさんの話: ネガティブな感情があっても成功できる【成功法則実践記録】 (セルフコンパッションブックス)

私は「スピリチュアル」とか「奇跡」とかそういったものとはまったく縁のない、普通の人間です。これまでの人生で「運がいい」とか「超幸運」に見舞われたことも特にありません。この本は、そんな霊感ゼロの自分が「引き寄せの法則」「成功法則」を実践してみた結果どうなったかをまとめたものです。

私が成功法則や引き寄せの法則を知ったのは40歳をすぎてからでした。

ちょうど、長年続けていた仕事を辞めて悩んでいた頃でした。好きで始めた仕事でしたが、徐々にプレッシャーが降り積もり、精神的に限界が来てしまいました。

仕事を辞めたはいいものの、私には他に出来ることなどありません。ましてや、やりたい事など何も見えて来ませんでした。

それが今から５年ほど前のことです。

当時困ったのはやっぱりお金の事でした。妻と子供、そして私。家族３人でなんとか生活していかなくてはなりません。

がむしゃらに新しい仕事に取り組みながら、ふとしたきっかけで知ったのが「引き寄せの法則」でした。

以来、「成功法則」や「引き寄せ」系の本を片っ端から読みながら自分なりに色々と試してみる様になりました。

私はいわゆるスピリチュアルとか目に見えない存在などまったく見たことがない霊感ゼロの人間です。

ごく普通の中年のおやじにも「引き寄せの法則」は有効なのか？

実践してみた結果を本書で正直に書いてみます。

「成功法則本」の著者の方はどなたも皆、その道の達人です。だから引き寄せの方法を教えてくれる「先生」と言ってよいでしょう。

でも僕は違います。まったく引き寄せの法則など知らない人間が本屋さんで偶然読んだ本から興味を持って、色々と調べて学んで、見よう見まねで挑戦していったのです。だからこの本は「先生がやり方を教える本」ではなく「一般人の挑戦の記録」です。

先生から教えてもらうことはとっても大事です。そしてそれと同時に僕が「引き寄せ」にトライし始めた時に知りたかったのは、実際にそれにチャレンジして人生を変えようとしている人たちは上手くいっているのかという事です。

「彼らが成功しているとしたらどのように取り組んでいるのか？」「つまずいたり上手くいっていない部分があるなら、どのような点でそう感じているのか？」

先生や達人の教えだけでなく、今まさに自分の人生をどうにかしたくて、実際に取り組んでいる人達、自分と同じ様な人達がどうやっているのかにも、すごく興味がありました。

だから私はこの本をセミナーの講師のような立場からではなく、「引き寄せ」のひとりの実践者という立場で、数年前の自分が知りたかったことを書いてみようと思います。

人によっては即効性があって、劇的でミラクルな変化を期待される方もいらっしゃるかもしれません。

僕の場合は試行錯誤をしながら手探りで取り組み、ジワジワと状況が動いていった感じです。

それでも今は５年前の自分には想像もできない様な生活をしています。

「いつの間にか、ずいぶん遠くまで来たんだな。」

振り返るとそんな風に思います。

改めて当時と比べてみると、自分の考え方や価値観、仕事、生活環境、そしてこの世界の見え方まで、すべてが変わっているということに気がついて驚いています。

私の場合は１日１日の日々の経過の中では、それほどの違いは感じなかったので、ここまで何もかもが大きく変化していたことを自覚していませんでした。

そしてその時々で、自分では気がついていなかった「サイン」を無意識にもキャッチしていたのだという事も分かってびっくりしています。

繰り返しになりますが、僕は霊感ゼロです・笑

なので僕の成功法則実践記録も、人智を超える存在を見たとか、宇宙人にお会いしたとか、そういう事はいっさいありません。

でも言い換えればそういう人間でも、人生を自分の望む方向に引き寄せていくことができるという事だと思います。不思議ですが結果的に私もそれができています。

本書ではごく普通の生活を送る中で訪れたいくつかのきっかけ・転機や、僕が試した事などをまとめました。楽しみながらご覧いただけたら嬉しく思います。

【本書のもくじ】

はじめに
引き寄せの法則とは？
【引き寄せの法則とは？】
【引き寄せ難民大量発生中？】
【無理やりポジティブシンキングの難しさ】
引き寄せる前の準備期間
【まずは休んだ】
【罪悪感やあせりを受け入れる】
【ネガティブな感情も生きていく上で大切なもの】
【１日のうちに３分でも〇〇の時間を意図してつくる】
【本章のまとめ】
罪悪感の克服：借金大王の知人から学んだこと
【知人は引き寄せマスターだった？】
【罪悪感は成功を遠ざける】
【借金のイメージ・罪悪感と自分を切り離す】
【借金大王の知人に学ぶ】
【絶体絶命の時でも楽しんでOK】
心地よい波動へ移行する
【怒りと罪悪感。どっちがマシ？】
コラム：怒りでも人生は好転する
自分こそがゲームマスター
【人生をイージーモードに設定しよう】
【日常にゲーム感覚を取り入れる】
中年のおっさんが引き寄せたこと手離したもの
【引き寄せたもの１：経済的な安定】
【手離したもの１: せっかく軌道にのった仕事】
【引き寄せたもの２ : 田舎暮らし】
【手離したもの２ : 田舎暮らし】
あとがき

【著者略歴】

東南アジア諸国や東欧諸国など、発展途上国と言われる国と地域が大好きで、数ヶ月単位で住みながらまわっているフリーのライター。日本人はこれらの地域の住民と比べたら遥かに高いサラリーを稼いでいて、豊かであるはずなのに、なぜその生活は彼らよりも窮久として余裕がないのかを不思議に思い、研究している。

40歳にして前職を辞め深い挫折を味わう。その後、引き寄せの法則を知り実践を開始。見事に人生がかわり自分でもいい意味でびっくりしている。現在は東欧のジョージア（旧グルジア）という国に住んでいる。おつかいレベル（小池都知事のアラビア語より多分ひどい）の現地語と、英語を使って日々楽しく生活中。