著者:新十四日刊行会
ページ数:127
¥268 → ¥0
四つの章があり、それぞれ4~6の部分に分かれて設問もありますので、独習だけでなくグループに教科書のように用いることもできます。
第一章は「神とは誰か」という最も基本的な事柄を創世記に求め、人の存在とエデンの「二本の木」を巡り悪魔が何者であり、どんな目的を持つのかなどから説き起こします。
第二章は「イスラエル」が単なる選民ではなく、その歴史から学ぶべき事柄を取り上げます。
第三章では、約束されていたメシア=キリストの現れと、地上で何が成し遂げられたかを学びます。
そして第四章では、聖書の全体が焦点を当てている「終わりの日」が何をもたらすのか、そこで何が人に問われるのかについて説かれています。
キリスト教の聖典である聖書は二千ページにもなろうという分厚い本で、その中に含まれる歴史は数千年に及び、実に多くの事柄が多くの人々や世代を越えて書き綴られました。しかし、それでも全巻を貫く「背骨」のような悠久の時にわたる一つの流れがあります。
様々な事柄が聖書に記されていても、この一貫した一つの物語を掴むことで、聖書の全体を見渡す視界が開けることでしょう。
100ページに満たない小書で、各部分も節に番号が振られていますので、少しずつ学ぶにも便利でしょう。
巻末には、キリスト教会の教理や慣行の由来について解説する付録が設けられています。
この一書の内容を知ることで、聖書の全体に流れる一貫した創造の神の意図を把握するだけでなく、人間が置かれた『この世』という環境への洞察も深められることでしょう。
それは、これまでに気付いて来なかったこと、また、聞いたことも無いような内容となるかも知れません。
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