著者:甲斐武
ページ数:18
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米国の富豪で「投資の神様」「オマハの賢人」とも称されるウォーレン・バフェット氏は、この50数年で資産を15万ドルから500億ドル以上に増やしてきた株式投資の天才といえます。
したがって彼の偉業をたたえ、さらに彼の経験を他の一般投資家に伝えるだけでなく彼の投資手法が世界全体に広がることを期待してさまざまな著作物=書籍が多数出版されてきています。もちろん日本でもその例外ではなく数十冊は簡単に検索でみつかるほどです。
この本の特長はできるだけ簡潔でわかりやすいことを旨としています。まず、銘柄選定のポイントをできるだけ少なく、わずか4つだけにしていますのでそれだけでも理解しやすいと思います。
また、日本株投資への応用につきましては「会社四季報(東洋経済新報社刊)」を使って具体的な銘柄選定手順というものを記載しました。
したがって日本株投資で「バフェット流」の投資を検討されている投資家の皆さんにはすぐに応用できると思っています。
以下のような言葉があります
「愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
この本の目次は以下の通りです。
はじめに
第1章 バフェット流銘柄選択 4つの流儀
1.収益力
2.市場支配力
3.キャッシュ生産能力
4.財務力
第2章 投資タイミング バフェットの譲れない流儀
1.バフェット氏の価値基準が発揮されたとき
・1987年10月 ブラックマンデー前
・2000年前後 ITバブル時
・2008年 リーマンショック後
2.バフェット氏の投資経験(歴史)に学ぶ
第3章 日本株への応用
1.日本株の特質を知る
2.チャンスが多い日本株
3.バフェット流の投資を日本株に応用する
・候補銘柄を選定する(全部で5段階)
・投資タイミングを計る
・売却の検討
おわりに
バフェット氏という賢者が存在するのですから、その賢者のとってきた投資の基本を学べば、少しでも良い結果を得ることができると信じます。
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