著者:実方浩信
ページ数:237

¥300¥0

今まで、「やきものと茶の湯」シリーズとして6冊(「猛虎茶碗写真集」は除く)を上梓してきたが、読者の便も考えて1冊にまとめてみた。拙著に興味を持っていただいた読者の中には、複数冊ご購入いただいた方もおられようが、私の主張の中心はどの本にも共通であり、ただその時その時の題材が異なっているだけであるから、できれば一冊にして読んでいただいた方が、よりご理解いただけるのではないかと思った次第である。
 総集編にするに際しては、それぞれの本から、筆者として特にこれは読んでもらいたいという章を抜粋した。もちろん、抜粋しなかった章は重要ではないかといえばそんなことはない。ただ、私の主張の要点を理解していただくには、これで充分であろうと思うものを選んだつもりである。
 筆者としては、なるべく多くの方々に読んでいただき、ご意見を頂戴できればこれに過ぎる喜びはない。

目 次

1. 長次郎樂茶碗は茶碗ではない  
2. 織部茶碗は何故あれほど歪んでいるのか  
3. 樂茶碗が先か美濃茶碗が先か  
4. 小堀遠州「綺麗さび」は本当に遠州好みか  
5. 現代における利休・織部・遠州のやきものの評価  
  (重文指定をもとに)
6. 茶の湯の茶碗 利休・織部・遠州以降  
(以上、「利休・織部・遠州の茶碗 -樂茶碗は茶碗ではない-」より)
7. おもてなしの心
8. 日本人と侘び  
9. 桃山の茶陶  
10. 茶の湯の「自由」 ―利休の時代と現代―  
11. 柳宗悦氏の樂茶碗批判に反論する
12. 茶の真味  
13. 伝統的なやきものとオリジナルなやきもの
(以上、「利休の時代と現代 -侘びと自由-」より)
14. やきもの栽培               
15. やきものと茶碗                   
16. 茶の湯の両輪                
17. 美濃焼を求めて(1)多治見                   
18. 美濃焼を求めて(2)土岐・可児              
19. 薩摩焼を訪ねて 鹿児島県東市来町・美山            
20. やきもの道                
21. やきものの出来と作者名                   
22. 桃山志野茶碗                       
23. 非陶芸家の茶碗                          
24. 豊蔵と唐九郎                
(以上、「やきものと茶の湯 -日本人の特権-」より)
25. 現代陶入門
26. 骨董入門
(以上、「やきもの入門」より)

「利休・織部・遠州の茶碗 -樂茶碗は茶碗ではない-」
「利休の時代と現代 -侘びと自由-」
「やきものと茶の湯 -日本人の特権-」 
以上3冊、日本図書館協会選定図書

(著者プロフィール)

(公)日本陶磁協会会員
   茶道茶名取得

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