著者:大沢清文
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お客さまに愛されて、「ありがとう」をたくさん言ってもらえる「小さなサロン」を作ろう!
そして、そんな素敵なサロンを作ったあなた自身が、幸せいっぱいで、きれいでいられるようにしよう!
そんな気持ちを込めて、本書を書きました。
あなたが心に決めているのは、エステサロンですか?
それともネイル?
アロマやフラワーエッセンスかな?
それとも心理系、カルチャー系?
いいですね!あなたが大好きなことを思い浮かべているとき、とてもイキイキとしたいい笑顔になっているのがわかります。
どんどんイメージしてください。
一人で、おうちで、または近くのお気に入りのスペースで。
お客さまに愛されて幸せに仕事をしながら、ちゃんと収入を得られる「小さなサロン」……。
目標の年商は1000万円です。
これって、多いですか?少なく感じますか?
ライターやデザイナー、エンジニアなど「フリーランス」でやっている人たちの目標年商(年収)は1000万円であると聞きます。
組織に属さず一人でやっていくということは、それなりにリスクも背負っているわけですから、会社からもらうお給料よりは高い年収を目標にしたいところでしょう。
自分でビジネスをすれば、誰からも指図されませんし、仕事をする時間も場所も自分で決めることができるので「自由!」なんですが、当然ながら何も保証はありません。
ケガや病気で仕事をしばらくお休みすれば、その間の収入は断たれてしまいます。
女性なら、妊娠・出産・育児でしばらく仕事から離れます。仕事ができるときに、ある程度蓄えておく必要があるのです。
もちろん、人によって事情は違いますから、300万円でいい人もいれば、2000万円を目指している人もいるでしょう。
ただ、1000万円は一つのラインなんですね。
実は、一人でやっている小さなサロンの場合、年商1000万円に届いているケースは少ないです。
私はサロンオーナーさん向けにビジネス講座を長年やっていますが、感覚的には20%以下です。その理由については本書の中でお話ししていきますが、ここでは「一人のサロンで年商1000万円は可能だ」ということを強調したいと思います。
実際、生徒さんの中には多くのお客さまに愛されて、幸せに1000万円を達成している人が何人もいます。
しかも、働きづめに働いて、ではありません。
子育ての時間、パートナーとの時間、自分のためのリフレッシュの時間もちゃんと確保しています。
私がエステティシャン&メイクアップアーティストとして活動をはじめ、サロン経営をすることになった約25年前はそうではありませんでした。
知人の女性サロン経営者たちは、とにかく働いて働いて自分の生活を犠牲にし、こう言ってはなんですが「男性化」していました。時代がそうだったんですね。
でも今は、理想のライフスタイルに合わせてサロンのスタイルも決めていく時代です。小さな子どもを育てながら、空いている時間を使ってサロンをオープンさせるというのも一つのやり方です。
かつてに比べてサロン経営に関する情報も格段に多く、便利なツールもたくさんありますから、うまく使っていけばいいのです。
あなたの理想はどうですか?
本書では、あなた自身が幸せを感じることができ、そしてお客さまを幸せにできる「小さなサロン」を成功させるための秘訣を紹介していきます。
賢く美しく、年商1000万円サロンにしていきましょう。
あなたは、それができるのです!
2016年7月 大沢清文
目次
1.あなたの理想のライフスタイルは?
2.ファンを作ると理想のライフスタイルが手に入る
3.サロン経営に必要な5つの柱
4.小さなサロンも、理念は大切!
5.「WHY」から考えて理念を作ろう
6.年商1000万円サロンになるには
7.3つの価格設定がカギ
8.価値を伝えるポイント
9.ネーミングやキャッチコピーにこだわってみよう
10.お客さまの心をつかむ、とっておきのネーミング法
11.小さなサロンの集客の考え方
12.「知ってもらう」段階は無料
13.目の前の一人を幸せにすることから始まる
14.ファンになってもらうためのステップ
15.ファンが増えるコミュニティ作り
16.インターネットを活用する
17.オンラインのコミュニティを持つ
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