著者:近藤 暹
ページ数:102

¥700¥0

「音」を新たな角度から考察した一冊。

ー本文よりー
図書としての『聖書と音』は初版から既に三十年近くが経過しておりますが、多くの方々から電子版の出版のご希望があり、本書の内容の本質からみてなお時代に即したものと思われますので、ここに臆面もなくあらためて電子版として出版することにしました。
音は言うまでもなく日常的なものであり、光と同じく私たちの生活に欠かせないものでありますが、本書はその音の持つ様々な側面すなわち、その物理的な側面や精神的な側面、また音楽や宗教的な側面から、音というものの持つ多面性や奥深さを現代と古代を通してできるだけ簡単に記述しようと試みたものであります。もとより充分なものではありませんが、ご一読賜ればと思います。
電子版としての本書の内容は初版当時と同じですが、字句の訂正等一部手直ししたところがあります。また電子図書の特徴を生かした一つの試みとして、音楽を挿入してみました。その一つは本文中にラッパの音の話がありますので、ラッパの仲間であるホルンが演奏されるモーツァルト作曲のホルン協奏曲と、さらにもう一つは教会をイメージするものとして同じくモー ツァルト作曲のアベベルムコルプスの合唱曲をとりあげました。
いずれも皆様おなじみの曲と思います。それらの曲を聴きながら本書をご一読いただければ幸いです。
※本文内に音源ダウンロード専用ページURLおよびパスワードコードが挿入されおります。音源はそちらからダウンロードをしてお楽しみ下さい。

著者プロフィールーーーーー
近藤 暹(こんどう すすむ)

大阪市立大学工学部(電子工学)卒
東京医科歯科大学医学部専攻生(神経生理・公衆衛生)終了
株式会社日立製作所勤務後、広島修道大学(大学院博士課程教授)、同大学名誉教授、
工学博士, 博士(医)
Ecole National Supéreure des Télécommunications (ENST:パリ),
Purdue Urnversity(米)留学(1999年)

主な著書
「音と行動の科学」同文書院(単著)
「疲労を測る」杏林書院(単著)
「霊の世界と人間」牧歌舎、その他

電子情報通信学会、日本音響学会、日本心理学会、日本健康学会会員、日本分類学会
現在、株式会社東京情報科学研究所代表取締役社長

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