著者:サウンド&レコーディング・マガジン編集部 (編集)
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日本の音楽シーンの新たなフェーズを感じさせるアーティストに出会った。皆さんにもぜひ注目していただきたいという思いから、今回の表紙&巻頭インタビューでは26歳のシンガー/クリエイター、小袋成彬(おぶくろなりあき)に焦点を当てる。その歌声と才能を宇多田ヒカルに発掘され、2016年『Fantôme』収録の「ともだち with 小袋成彬」に客演、そして今回、宇多田プロデュースによってメジャー・デビュー・アルバム『分離派の夏』をリリースした彼。真っ白なキャンパスに自らの言葉を並べていき、音楽作品でありながらアルバムを聴き終えたときには一冊の物語を読み終えたような不思議な清涼感。強引にジャンル分けするならばR&Bになるのだろうが、アンビエントからベース・ミュージックやロックまで彼の豊富なバッググラウンドを感じさせ、とりわけ音数を絞ったオケに自身の多重録音によるコーラス・ワークは非常に美しい。小袋本人、レコーディング/ミックスを手掛けたエンジニアの小森雅仁氏、そして小袋とともにTokyo Recordingsを運営し、本作でもストリングス/ホーン・アレンジなどで参加したYaffleの3人に登場してもらうべく、小袋とYaffleの拠点=Aoyama Basementを訪れた。

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