著者:中村 公輔
ページ数:226

¥1,672¥0

レコーディングがわかると、ロックがもっと見えてくる!
録音の魔術師たちの、常識をはるかに越えた音響処理の数々。

バスドラムに穴を開けるようになったのはビートルズの無茶振りのせい!?
スティーリー・ダンのドラムは生演奏ではなく本当は打ち込みだった!?
歪んだギターが誕生したのは壊れたアンプを新聞紙で応急処置したから!?

録音機材の進化と、破天荒なエンジニアが生み出したブレイクスルーを詳細に解説。
名盤をより深く聴くための、リスナー向け録音マニュアルがついに登場。
ロックのウラを知りたいあなたのための1冊です!

【CONTENTS】

●第1章 ビートルズが起こしたレコーディング革命
アルバムのカラーを決定づけたエンジニアのチカラ/常識破りのエンジニア、ジェフ・エメリック/ミュージシャン気質のケン・スコット、アラン・パーソンズ/何時間もトイレにすら行かせないフィル・スペクター/MTRの進化がビートルズ解散の引き金に?/ビートルズが使用したマイク/名盤で使用された伝説のマイク/ライブで活躍するダイナミック・マイク/J-POPが洋楽の音にならない理由/メイド・イン・ジャパンのマイク/ノーマン・スミス、アラン・パーソンズ……エンジニアからミュージシャンへの転身

●第2章 ロック・ドラムのレコーディング事情
ローリング・ストーンズはインディーズ・スタジオがお好き/ドラムのマイキング/キース・ムーンもジョン・ボーナムも繊細に叩いていた/コンプレッサーをかけたドラム・サウンド/限られたトラック数でのドラム録音/中央にバスドラム、右にハイハット、左はタム。定位を決定づけた『狂気』/ミュートとオーバーダブ

●第3章 エレクトリック・ギターのレコーディング事情
ギタリストがアンプのうしろに立っていた時代/1960年代からライン録音は行なわれていた/ジミヘンの手動フェイザー/実は小型アンプが最強?/オン、オフ、ウラ、センター……マイクの位置さまざま/ギターの歪み物語/ディストーション、オーバードライブの登場/ベースのレコーディング事情

●第4章 リバーブの深淵
初期反射と残響音/部屋を利用したエコー・チャンバー/鉄板を利用したプレート・リバーブ/ギタリストにお馴染みバネを使ったスプリング・リバーブ/それまでの概念を破ったデジタル・リバーブ/スタジアム・ロックのリバーブ感/ゲート・リバーブが時代を席巻/お手軽デジタル・リバーブが生み出したシューゲイザー

●第5章 打ち込みの進化、ヒップホップとオルタナディブ・ロック
スティーリー・ダンが取り入れた驚愕のサンプラー/メタリカはデジタル・エディットの先駆けだった/リンドラムの登場と奇抜エンジニアリングの開花/超高級機であったサンプラー/サンプリング無法時代/スピーカーをマイク代わり/アグレッシブなドラム・サウンドの追求

●第6章 プロツールスと現代のレコーディング
レコーディングの常識を覆したプロツールス/ホントはどうなの?歌のピッチ修正/デジタルの音は本当に軽いのか?/デジタルの歪みはノイズの原因?/仁義なき音圧競争

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