著者:花房 孝典
ページ数:224

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蕎麦がなぜ江戸っ子たちにもてはやされ、江戸の粋を語る上で欠かせない食となり、確固たる地位を築くようになったのか?
その誕生から秘密までを探る「江戸の蕎麦」雑学誌。

「砂場」「藪」「更科」の老舗蕎麦屋の誕生、落語と蕎麦、歌舞伎と蕎麦などさまざまな切り口で展開するユニークな蕎麦考。

<目次>
・江戸之蕎麦 口上

・第一章 江戸の蕎麦事典
考察 江戸の蕎麦
蕎麦と茶/蕎麦と酒/江戸の蕎麦之品書/蕎麦の美学/蕎麦とつゆ/蕎麦と薬味/蕎麦は呑むべし、噛むべからず/蕎麦とつなぎ
蕎麦切りの始まり/蕎麦屋登場/江戸の景物、夜蕎麦売り/二八蕎麦の正体/吉原と蕎麦/歌舞伎と蕎麦/蕎麦屋の看板/砂場・藪・更科/蕎麦屋と宣伝/蕎麦と習慣

・第二章 蜀山人蕎麦ばなし
『蕎麦の記』 『壬戌紀行』 『蕎麦の毒』

・第三章 蕎麦と笑い
蕎麦と川柳/蕎麦と小咄/蕎麦と落語

・第四章 江戸から東京へ
その一 幕末・明治 蕎麦模様/その二 『味覚極楽』蕎麦ばなし/その三 蕎麦ばなし万華鏡

・『秘伝蕎麦屋之作法』後書きに代へて

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