【無料で読める】健康保険を使った 鍼灸.マッサージ治療のやり方: 医師の同意の取り方から 書類作成～保険者へ療養費支給申請まで (実用書)

個人で一から調べることはできますが凄く手間がかかります。

ネット上で分散した情報を探し調べ厚生局や役所のウェブサイトを調べ、非常にわかりにくい、ややこしいので直接電話して問い合わせたり。

集中して行ったとしても1日や2日では終わるものではありません。

なぜなら制度や手続きの概要はわかっても保険治療を実際に開始するにあたってどうしたらいいのか？

なぜ保険で治療しようとする必要があるのかという医師への説明。患者さんに説明するべき注意点。

普通は医師の先生も患者さんも保険治療の仕組みや流れなど知らないのが普通です。

患者さんに同意書を持たせて、いきなり医師の先生のところの行って『先生！同意書に署名とハンコ押して！』と言ったところで

医師の先生からしたら

「なにこれ？同意したことによってもし何かあった時、私に責任は及ぶの？」

普通に拒否されます事は想像に難しくありません。患者さんと医師との信頼関係に亀裂が入る可能性があります。

また医師の先生からしてみれば西洋医学で治療効果が望めないので鍼灸 マッサージの保険治療に同意しますという内容です。

プライドの高い医師の先生に、同意書を出すこと自体デリケートな問題です。

では，どうすれば医師の先生に同意書を記入してもらえるのか？100％同意書をもらえる保証のあるマニュアルは存在しません。

常識的に考えて丁寧に依頼するマニュアルです。一定数、「信頼できる鍼灸師がいれば患者さんのために同意書を書いてもいい」という医者の先生はいます。

そういった先生に依頼するやり方を書いてます。これは経験を積むか知ってる人に教えてもらうしかありません。

保険治療をおこなうときに注意しなければならない事は何なのか？。

保険治療においてトラブルになるとのちのち保険者から療養費返還を求められる可能性もあります。

そういったトラブルを未然に回避し安全に経営するためにはどうしたらいいのか？

制度や手続きはややこしいですが時間をかけて調べればわかります。

しかしそういった実際の行動の際どうしたらいいのか？そういった知識がなかったので一冊にまとめました。

治療家の仕事は二面性を持っております。

一つは患者さんを治療するための知識やテクニックを学び続ける研究者としての一面。それと同時にもう一つの側面は自分を売り込むトップセールスマンでなければなりません。

治療技術が陰だとしたら自分を売る営業テクニックは陽です。両方バランスよく高めないと開業してからやっていけないんです。

治療家というのはそういう仕事なのです。

勉強熱心な治療家の先生のお役に立てれば幸いです。