著者:石井泰次郎
ページ数:96

¥768¥0

かてものとは、糧にするものの意味で、飢饉などの際にたべられる植物など救荒植物などの知識を民衆に知らせるため、米沢藩藩主であった上杉治憲(鷹山)の命によって1802年に刊行された文献である。
いわば、江戸時代の食べられる野草の本である。江戸時代、ベストセラーとなり、戦後、食料不足に陥った際にも利用されている。原本は別途に復刻しています。
こちらは、昭和19年に翻訳され加筆されているものです。

かてものの目次

いたどり
いちび
はすの葉
はうきぎ(ほうき木)
はたけしちこ(ハハコグサ)
はびゃう
はしばみ
ほご
へびあさ
ところ
とうごぼう
どほな
どろぶ
ときの実
ぢたぐり(ぢんだく)
をけら(おけら)
ををづちは(おおづちは)
わらび
わらびの粉
からすうり
からすうりの根
かたくご
かみのみ
がば
からかのや
かはらちや(かわらちや、あわたち)
かわほね
かはらしちこ
かやな
がつき
よしびこ
よもぎの葉
たびらこ
つゆくさ
うばのち(うばのち)
うるゐ(うるい)
うしひる
うしひたい
のにんじん
ののびる
のこぎりは(ワレモコウ)
のぎく
ぐじな(タンポポ)
くわんそう
くぞの葉(クズの葉)
くずの根
やちふき
やまごぼう
やまうつぎの葉(がざは、づくなし)
またたびの葉
まめ
まゆみの葉
ふき
ぶなの木の葉
ふじの葉
ごんがらび(ごからび)
こうくわ
こうずの葉
こくさぎ
あかざ
あさづき
あづきの葉
あざみ
あめふりばな(ひるがお)
あさしらげ
あいこ
ささぎの葉
さわあざみ
さいかちの葉
さるなめしの葉
ぎしぎし(とこわか)
ゆり
めなもみ(オナモミ)
みつばせり
しゃぜんそう(かいるば)
しだみ
えごな
えんじゅの葉
ぜんまい
すぎな
すめりひゃう(スベリヒユ)
すひかづち

ぬか味噌の法
五斗味噌の法
飛騨味噌の法
末醤の法
とち味噌

・種蒔きすべきもの
だいこん
かぶらな
ごぼう
やまのいも
にかゆり

・ 干して利用するもの
ゆり
いものこ
いものくき
わらび
あかざ
くわい
かわほね
ちんだぐり
草木のもへはたち

・ 魚鳥獣肉の心がけ
いわし
ほしこ
にしん
イノシシの肉
タニシ

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