著者:株式会社ネクスティエレクトロニクス
ページ数:146

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SCADEは高い信頼性が要求される制御システムに適した開発環境で、今後、組み込みソフトウェア開発の現場で活用されるツールのひとつになると考えられています。SCADEはモデルベース開発のためのツールではありますが単純にモデルを書いてシミュレーションが出来るだけではありません。これまで航空/防衛産業/自動車といった信頼性が求められている分野でSCADEが活用されてきたためSCADEで開発することで品質面を高めることが出来ます。
本書ではこのSCADEで、ツールの起動方法から、モデルの作成、階層化設計、シミュレーション方法、Cコード生成までを説明し、初めてのユーザがSCADEで制御システムを開発できる基本を学習できるようになっています。

以下が目次になります。

1章 はじめに
1.1 ANSYS社のSCADEとは
1.2 本書の目的
2章 SCADEの基本操作
2.1 簡単なモデルの作成とツールの操作
2.1.1 作成するモデルの仕様
2.1.2 ツールの起動
2.1.3 モデルの作成
2.1.4 シミュレーション
2.1.5 コード生成
2.2 階層設計
2.2.1 作成する階層化モデルの仕様
2.2.2 階層設計の手順
2.3 コード生成の工夫
2.3.1 階層化モデルのコード生成
2.3.2 定数の設定
2.3.3 階層の展開
2.4 モデル(オペレーター)のコピー
2.5 コールグラフの表示
3章 SCADEで知っておくべき機能
3.1 Operatorの種類(Node、Function、Importedなど)
3.2 ローカル変数
3.3 変数をCコードに残す方法
3.4 タイプ(Type)の作成
3.5 列挙型の作成
3.6 未使用出力の処理(終端)
4章 複雑な構文
4.1 ifブロック
4.2 whenブロック
4.3 状態遷移(ステートマシン)
4.4 ループ構文(iterator)
4.4.1 map
4.4.2 fold
4.4.3 mapfold
4.5 記憶素子(メモリー)
4.5.1 Init
4.5.2 Previous
4.5.3 FBY(Followed By)
5章 Cプログラムとの連携
5.1 C関数の利用
5.1.1 Cプログラムで必要なインターフェイスを持ったオペレーターの作成
5.1.2 上位モデルの作成とコード生成
5.1.3 コード生成で作成したインターフェイスに合わせたCプログラムの作成とその登録
5.2 定数の利用
5.3 typedefの利用
5.4 Cで定義した構造体を使った場合の問題と対策
5.5 Cプログラムとの連携における注意
おわりに

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