著者:松井 優子
ページ数:55

¥500¥0

【読者特別プレゼント】

本書を手にとってくださったあなたへ障害者枠の就職活動で活用していただけるプレゼントをお渡します。

プレゼントの内容は、私が障害者雇用に携わってきた中で、実際に面接時に確認してきたこと、研修会で障害者雇用を行う企業と一緒になって考えた項目をリストアップした「面接質問想定集」です。

企業の面接では、「必ず聞かれる質問」が概ね決まっています。今回の特典では、面接で想定される質問を項目ごとにあげていますので、事前の準備の中で、面接の質問傾向をつかみ、対策することにより、結果に結びつく面接につなげることができるでしょう。

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私は、障害者雇用に携わる人事担当者の人へ伝えたいと思っていることをWEBサイトのホームページで情報発信しています。

情報発信をしている中で、もちろん障害者雇用に携わっている企業の方たちにも読んでいただいていることはわかったのですが、それとともに障害者枠で働こうと思っている障害者の当事者の方たちからも見ていただいていることがわかりました。そして、なぜかコメントをいただく方は、障害当事者の方が多かったりします。

その多くは、障害者雇用で働いているのに職場でなかなか理解してもらえない、人間関係がうまくいっていないという内容のものです。私は、当事者の方からの情報だけしか入ってこないので、それらに対する答えは持ち合わせていませんが、一つ感じていることがあります。

それは、障害者枠で働こうと感じている多くの人が、障害者雇用で働くことに対して企業に対して過大な期待や配慮をしていることが多いということです。そこで、企業の障害者雇用の現場を数多くみてきた経験から現実についてお伝えしておいたほうがよいと感じたことを本書にまとめました。

障害者枠で働くということは、もちろん企業に配慮を示してもらう権利はあるものの、関わっているのは人間同士です。お互いが受け入れやすくするために、お互いの状況を知ることは助けになるのではないかと感じています。

また、企業では合理的配慮を示すことが求められていますが、その合理的配慮は、まず障害者のであるあなたから発信する必要があります。ただ、障害者だから特別にしてほしいと主張するだけでは、周囲の理解や協力は得られにくいでしょう。お互いが気持ちよく働けるためにどうしたらよいのか、どのように伝えればよいのかのヒントをお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

【もくじ】
第1章 就職活動をするにあたって知っておくべき基礎基本
障害者雇用と一般雇用の違い
障害者雇用の状況
日本における障害者雇用の経緯
精神障害者の雇用が増えている理由

第2章 企業の障害者雇用の現場からみた現実
企業の担当者も障害者雇用に戸惑っている
「障害者雇用をしている会社は障害者に理解がある」は間違い
なぜ、障害者枠で雇用されているのに理解がないのか
「障害者だから配慮してほしい」では、真意は伝わらない

第3章 知っておきたい合理的配慮
企業に求められている合理的配慮とは
合理的配慮を受けるために必要なこと
障害に対する理解はコミュニケーションから始まる

第4章 安定的な就労を続けるために
企業は支援機関とのつながりを重視している
あなたに合う職場を見つける
会社の評価を受けとめる

おわりに

【著者のプロフィール】
障害者雇用アドバイザー 松井優子

大学卒業後、民間の教育機関にて、知的障害、発達障害者の教育・就職支援に携わる。送り出した学生たちが就職してもしばらくすると戻ってきてしまう現実を見て、企業の受け入れ体制や障害者理解の必要性を実感する。

その後、特例子会社1社の勤務を経て、特例子会社の設立に関わる。ゼロからのスタートで、社内の理解促進、業務の切り出し、障害者やスタッフの採用・人材育成、職場定着、新規事業など、多岐にわたる業務を経験する。特別支援教育の研究所の主任研究員を経て、現在、障害者雇用ドットコムを運営。

障害者雇用を送り出す側、受け入れる側、また研究者として関わった経験を活かし、障害者雇用や障害者雇用を視野に入れた新規事業開発や人材育成、組織活性化のコンサルティング及び研修講師を務める。研修企画・講師の実績多数。

その他の活動としては、聖学院大学人間福祉学部非常勤講師(平成29年度)や東京情報大学看護学部非常勤講師(平成30年~)、公益財団法人東京しごと財団「障害者雇用実務講座」の実践演習コース研修講師(平成25年度~平成30年度)、横浜市障害者就労推進委員(平成27年度)などがある。

プロフィールの詳細や著書・論文については、下記に記載。
→ https://syougaisya-koyou.com/business-contents

障害者雇用ドットコム
→ https://syougaisya-koyou.com/

【まえがきより】
私が障害者雇用に関わり始めたのは、大学卒業後に民間の教育機関で、知的障害や発達障害の学生の教育や就労支援に携わったことがきっかけでした。不登校の生徒が通うサポート校で教員をしていましたが、知的障害や発達障害や何らかの困難さを抱えている生徒が多く、そこで障害者の就職支援に関わることになったのです。

当時はちょうど知的障害者の雇用が一般企業でも受け入れられ始めた時期でもあり、企業へ学生たちと一緒に実習の依頼や採用面接にいくと、対応してくださる会社の役職者や管理職の多くはとても好意的に接してくださいました。

しかし、企業実習をして就職が決まった学生たちがしばらくすると戻ってきてしまう・・・そんな状況を目の当たりにしました。

障害者雇用は、本人のスキルや能力も大事ですが、それ以上に企業の受け入れ体制や障害理解の必要性を感じました。同時に、私だったら、もっと彼らが活躍できる職場を作れるのに・・・、そんな思いから特例子会社の設立に関わりました。

特例子会社では、まさにゼロからのスタートで、机と椅子と電話だけがあるオフィスの中から、社内の整備や業務の切り出し、障害者やスタッフの採用、人材育成に携わってきました。

そんな状況でしたが、数年経過すると、障害者雇用率を達成でき、スタッフも育成できて特例子会社内の障害者雇用が軌道にのってきたため、障害者雇用に困っている企業のコンサルティングや研修を新規事業としてはじめました。

ある地域では、初めて障害者雇用をおこなう企業を対象にした研修に企画から関わり6年ほど講師を務めました。また、ある行政からは障害者雇用に関する調査の受託事業を受け、障害者雇用未達成の中小企業を対象としたヒアリング事業を行い、約800社の企業の障害者雇用に対する本音と向き合ってきました。

障害者雇用に関しては、障害者を送り出す教育機関と、受け入れる企業側の両方の経験をしてきましたが、さらに中立的な立場から見るため、社会人大学院に通い研究者という立場からも障害者雇用を見てきました。

多くの企業の障害者雇用を様々な視点から見てきたからこそお伝えできることがあると思っています。障害者枠で働くということについて、企業側の視点も考えられるようになると、就職への道のりがさらに一歩近づくでしょう。

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