著者:大友 哲哉
¥499¥0

初めまして。J-REC公認不動産コンサルタントで不動産実務検定認定講師の大友哲哉と申します。
大家さんの日常的な悩みは、やはり空室のことですよね。入居者がいて家賃が入ってこないことには、大家業は始まりませんから。
しかし、肝心の不動産管理会社や仲介会社から、具体的な空室対策の提案はないものです。大家さんから「どうしたらいいでしょうか?」と尋ねて、やっと何かしらアドバイスらしきものが出てくるくらいです。
とはいえ、そのアドバイスも「家賃を下げましょう」「契約一時金を下げましょう(または大家さん負担にしましょう)」「和室を洋室にしましょう」「間取りを今風のものに変えましょう」「ペット可にしましょう」などと言ったもの。
いずれにしても満室になる保証はなく、金銭的なリスクだったり、入居者とのトラブルになったりするリスクを負うことになります。せめて満室保証か、リスク管理を含めたアドバイスが欲しいものですが、そうした提案はないものです。
そこで本書の前半では、大家さんが主導して出来る空室対策で、リスクを管理できる方法を紹介します。後半では、不動産管理会社や仲介会社の考え方や付き合い方のヒントを紹介します。
私の意見としては、不動産管理会社に丸投げで満室経営できる時代は終わって、大家さん主導による入居者本位の「新しい自主管理」の時代になると考えています。
近年は、不動産管理会社とは異なる業種の企業が、アナログで旧態依然とした不動産管理会社のサービスを上回るサービスの提供を始めています。こうしたサービスを組み合わせることで、あなたの時間や手間を損ねることなく「新しい自主管理」が実現できるのです(具体的な新しい自主管理のカタチについては執筆中)。
とは言え、まずは満室経営を実現することが先ですよね。本書の前半〜中半あたりを参考に満室経営を実現しましょう。そして後半は、古い体質の管理会社の実情を知り、そのままでいいのか「新しい自主管理」を手に入れるか検討してみてください。
最後に、読者プレゼントがありますので、どうぞお受け取りください。
では、あなた様の満室経営が継続することをお祈り申し上げます。

<目次>

被災者に住まいを提供しよう
高齢者を受け入れよう
外国人を受け入れよう
シングルマザーを受け入れよう
子育て世帯を受け入れよう
障がい者を受け入れよう
水商売の人を受け入れよう
ルームシェアを受け入れよう
ペットを受け入れよう
事務所利用を受け入れよう
楽器と大型バイク
間口を広げることの注意点
敷金と礼金を見直そう
適正な家賃設定をする方法
空室の原因と対策 その1(業者側の問題)
空室の原因と対策 その2(大家側の問題)
時代遅れの2大設備の対処法
相場に見合ったありきたりな部屋にする
ありきたりな部屋でも選ばれるテクニック
防犯対策・オートロック化をどうするか
空室対策の予算の設定方法と捻出方法
空室を作らないポイント(ハード編)
空室を作らないポイント(ソフト編)
家賃下落の対抗策
パートナー選びのポイント(前編)
パートナー選びのポイント(後編)
不動産会社に期待しすぎてはいけない
今後の大家さんの身の振り方
終わりに(読者プレゼントについて)

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