著者:小川 一乗
ページ数:76

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「念仏をなんのために称えるのか。それは世の中を良くするためでもなければ、生きていく上での人間の苦悩をなくすためでもないのです。仏に成りたいから念仏をするのです。それが「念仏成仏」ということです」(本文より)
仏に成るとはどういうことか。成仏における覚りとは何を指すのか。仏教徒の究極の目的とは――住職であり仏教学者である著者が、浄土真宗の教えの基本となる念仏成仏の考え方をわかりやすく解説する。親鸞聖人七百五十回忌の記念説話を再編成した一冊。

【著者プロフィール】
小川 一乗(おがわ・いちじょう)
1936年、北海道に生まれる。
1965年、大谷大学大学院博士課程満期退学。大谷大学学長、真宗大谷派教学研究所所長を歴任。
現 在、大谷大学名誉教授、真宗大谷派講師、真宗大谷派北海道教区西照寺前住職、文学博士。

著 書
『インド大乗仏教における如来蔵・仏性の研究』(日本宗教学会賞)『空性思想の研究』『仏性思想』『五如理論』『大乗仏教の原点』『さとりとすくい』
以下、法藏館より『大乗仏教の根本思想』『仏教からの脳死・臓器移植批判』『仏教に学ぶいのちの尊さ』『慈悲の仏道』『仏教からみた「後生の一大事」』『仏教からみた往生思想』『小川一乗講話選集』(全3巻)、『親鸞と大乗仏教』『小川一乗仏教思想論集』(全4巻)『親鸞の成仏道』ほか多数。

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