著者:奈良 康明
ページ数:419

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メインタイトルのとおり、経・律・論の三蔵からなる仏典に焦点をあてたものです。
釈尊の時代から現在にまで伝わるその教えは、八万四千といわれるように膨大なものがあります。
成立の時代も、信仰・実践の背景も異なる仏典の内容を分類し、そして簡潔に解説しながら、ブッダの世界に迫ります。
また、仏教の開祖釈尊が、後の時代の人にいかに解釈され、受容されていったかをいろんな切り口から明確に叙述します。

【目次】
第1章 仏伝からみえる世界
第2章 初期経典と実践
第3章 律と仏教社会
第4章 大乗経典の世界
第5章 解釈学の進展
第6章 思想の深化
第7章 儀礼、象徴、テキスト

【執筆者】
平岡 聡、馬場紀寿、李 慈郎、岡田行弘、小谷信千代、室寺義仁、田中公明、岡野 潔、森 祖道、高崎直道、桂 紹隆、松長有慶

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