著者:川口マーン惠美
ページ数:205

¥817¥0

新型コロナウイルスの先にある経済の形を自動車という「窓」を通して探る一冊。

ガソリン車から電気自動車へのシフトが推し進められ、
将来的には、自動車がITとつながり、自動車革命が起きることが予想されている。
そうなれば、その市場を狙うべくさまざまな新興企業が参入し、これまでの自動車を頂点とした構図はあっさりと崩れさってしまうだろう。
今、「新たな市場」を目指して、各国の争いが熾烈化している。

電気自動車で国の根幹産業を育てたい中国。
米中戦争の手を緩めないアメリカ。
電気自動車が遅れ、中国にすり寄るドイツ。
この波乱の時代を果たして日本は生き残れるのか?

本書では、ドイツ在住であり、世界のエネルギー政策に精通する作家・川口マーン惠美氏が熾烈化する世界「新」経済戦争に迫る。

目次

第1部 自動車の産業化に欠かせない国家の力
 第1章 それは二人の「夢」から始まった
 第2章 大衆化に成功したアメリカの戦略
 第3章 世界から日本のGDPが羨まれた時代
 第4章 ドイツにとって自動車とは自由の象徴
 第5章 冷戦の終結は世界経済をどう変えたのか

第2部 「電気自動車シフト」の裏側を見抜く
 第6章 ディーゼルゲートをめぐるドイツの事情
 第7章 「地球温暖化を止める」という理想主義
 第8章 電気自動車が世界に広がらない理由
 第9章 電気自動車は本当に「地球にやさしい」のか

第3部 「新」経済戦争はどの国が制するのか
 第10章 ITシフトした大国・アメリカの野望
 第11章 激化する米中戦争と変わる世界地図
 第12章 ITと自動車が新たな巨大市場を生む
 第13章 「新しい生活」は自動車革命から始まる
 終章 熾烈な「新」経済戦争を日本は勝ち抜けるか

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