著者:うりだ泰之
ページ数:52

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客先常駐のSESとして、半生ともいえる17年間を過ごしました。働いていた時間は、ほとんどなかったというのが正直なところです。
私は98年にソフトウェアハウスに入社しました。 入社当初はMicrosoft Accessを使った自社開発でした。 2000年に会社の体制が変わり、同時に経営状況も悪化しました。
そのせいで、「リストラ候補」に上がった社員は、派遣社員として出向に出されることに。候補者は私含めて4名。2名はその時点で退職を選択し、2名が出向に出されました。
2019年まで出向として同社に残ったのは、私だけでした。

続けられたのは、出向先にマッチしたのが大きかったです。
2002年に依頼された出向先は、誰もが知る大企業に! そこで信頼を勝ち得た私は、どんどん仕事をこなし、ついにはやることがなくなりました。 それでも私に、「まだ居てほしい!」とすがる大企業の担当者。 やることが無いのに会社に出社する日々に嫌気がさしました。 本当にやることがなくなった私は、「いかにして遊べるか」に腐心しました。 業務時間中にもかかわらず、麻雀やパチスロに興じる日々。 しかし、そんなふざけた日常は、突如終わりを告げたのです。 ・・・そんな私の入社から退職までの半生を、つぶさに記しました。 全くムダな時間を過ごしたものです。私にとって平成のイメージは「虚無」でした。 常識ではありえないような日々を送った、IT社員の栄枯盛衰を読んでみてください。 これでもあなたは、IT社員をやりますか? 著者 うりだ泰之 1979年1月埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。高校卒業後、大学受験に失敗した体で、実家でのニート生活を満喫。 98年に大宮区のソフトウェアハウスに就職。2000年、リストラにかこつけた派遣メンバーに選出される。選出者が続々と退職する中、19年にわたる派遣生活を強いられる。2019年11月、発注元から突如17年間携わってきた業務の引き継ぎを命じられる。それでいて発注元のあまりの理不尽と非協力的な態度に、引き継ぎもそこそこに逃亡、退職。 現在は主に、ブログ「あなたの常識をすり合わせてみるブログ」を執筆。ランサーズ、ココナラにて、ライティング、およびITスキルを活かした作業を常時受付中。

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