著者:水間俊文
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一生使える碁の基本を身につけよう

「置碁は文化」という言葉があるほど、置碁から学べることはたくさんあります。
「効率の良い陣地の囲い方」などの基本的な考え方から、「模様」や「石を攻める」などの応用的な作戦を身につけることにも、置碁はオススメです。

本書は「置碁」を題材に、置碁でも互先でも共通して使える考え方や作戦を解説しています。
黒番視点の内容ですが、「うわ手がどのような意図で打ってくるのか」ということも解説しているので、広い場面に応用できる考え方を身につけることができます。
著者は水間俊文七段。30年以上の指導歴があり、現在、日本棋院では初級・中級・上級(有段)とそれぞれのレベルの教室を持ち、いずれも人気コースとなっています。

アマのやりがちな間違いを、「石取りたがり病」「連絡依存症」といったキャッチ―な言葉で紹介し、その対処法をわかりやすくサクサク解説していきます。
「ドクター水間」「ミスターオリジナリティ」と呼ばれる人気講師で、何人もの生徒を有段・高段者に導いています。

「棋士の常識や当たり前と思って使ってしまっている専門用語を、誰もが理解できるように“翻訳”しました」

本書を手に取り、囲碁上達の道を最速で駆け上がってください。

●目次
1章 布石の考え方
2章 戦いの考え方
3章 囲碁の病気診断
4章 ハメ手対策
5章 形勢判断
6章 置碁実戦譜

●著者
水間俊文(みずま・としふみ)
昭和48年生。鹿児島県奄美市出身。大窪一玄九段門下。
平成2年入段、14年七段。日本棋院東京本院所属。
平成3年、第16期棋聖戦初段戦準優勝。21年、通算300勝達成。
現在、日本棋院で初級・中級・上級(有段)とそれぞれのレベルの教室を持ち、いずれも人気コースとなっている。
著書に『7路で上達 級位者編』『7路で上達 有段者編』(日本棋院)がある。

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