著者:羽吹さゆり
ページ数:64

¥500¥0

20年以上も介護の道を歩んできた私が、自分の親の介護を通じて、あらためて気づいたことがあります。「大切な親でも、介護はあなたがしなくていい」ということです。
この言葉を聞いて、とても乱暴に感じたり、非常に驚かれる方も多いかと思います。けれども、最後まで読み進めれば、きっと腑に落ちるはず。

多くの方が親の介護に直面すると、心身ともに疲れ果ててしまいます。あんなに大好きだった親を嫌いになり、そんな自分を責め、自己嫌悪に陥ってしまう。これは家族介護における、よくあるパターンです。こうなる前に、ぜひ、まずは本書を参考にしてください。
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「本書を書くにあたって」より
 介護の仕事への「使命感」が私の中に芽生えたのは、まだまだ経験も浅い新人介護士だったにもかかわらず「羽吹さんじゃないとだめなの、お願いします」と、指名のお声をいただいたその時でした。そこからはもう、介護業の道を一直線…
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【目次】
本書を書くにあたって
わたしが介護業界へ一歩を踏み出した理由
1章:大切な親でも、介護はあなたがしなくていい
2章:自分の役割を見直し、頼れるものには頼る
3章:「コミュニケーション」が介護においても親子関係を左右する
4章:今からでも間に合う! 「介護のお金」のことで注意すべきポイント
5章:鵜呑みは危険! 介護をスムーズにするためには冷静な判断が必要
6章:家族だからこそ! 愛ある不完璧介護のススメ
おわりに

【著者プロフィール】
羽吹さゆり
法政大学 社会学部卒業。大手損害保険会社入社。訪問介護事業所・グループホーム・居宅介護支援事業所・介護職員研修講座の専任教員に従事。(有)羽吹デザイン事務所 介護人材育成事業部 アモールファティ設立 2014年~公益社団法人 国際人材革新機構 研修顧問。伊達綜合法律事務所 顧問。毎日新聞 マイナビ 福祉専門家「悩み相談室」相談員。地域のコミュニティ「ときめき未来カフェ」in 金剛院 主催。

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