著者:川俣 晶
ページ数:39

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 ある日筆者は発見した。C言語は【高級なアセンブラ】ではなく、整数とアドレスを区別しないという特徴を持つ【型のない高級言語】の末裔だった。
 そして、C言語のルーツであるB言語やBCPLを研究しているうちに気付いた。筆者もかつて、FORTH、GAME言語、TL/1などの型のない言語の数々に触れていたことに。
 なぜ型のない言語が存在するのか。なぜそれらは素晴らしいのか。素晴らしいにもかかわらずなぜC言語は型を獲得してしまったのか。
 C言語の謎を解く筆者の冒険は始まった。

目次
まえがき
C言語のミステリー
ポインターを+1しても次の文字を示さなかった時代
36bit時代のデータとアドレス
型のないプログラミング言語という発明
FORTH: スタックはあったが型はなかった
GAME: アドレスと数値の区別はなかった
なぜ【型のない高級言語】は便利だったのか
TL/1: 8bitでアドレスは表現できなかった
B言語はなぜパソコン用として復活しなかったのか
型のない高級言語の崩壊
C言語誕生・ベイビーの型はカタコトだった
C言語は高級なアセンブラではないがされど……
あとがき
参考文献

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