著者:加藤武市
ページ数:227

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我が国の食料自給率は、供給熱量ベースで38%(2019年度)です。ということは、私達の食料の60%以上は外国に依存していることになります。消費者によっては、「安い農産物を外国から輸入し、自動車・IT産業品を輸出して貿易収支を黒字にする方が、日本とって良いのでは」という人もいます。私達が食べる食品の材料は、私達が生きていく源になるのです。EUでは、昨今問題になっている遺伝子組み換え食品、農薬残留食品などについて「食品の安全安心の立場から、加盟国の中で議論して、健康に良くない農産物は、生産、輸入しないでおこう」と検討しています。また一方、「共通農業政策」を行い、農業者の所得を保障するための「価格・所得政策」、「農村振興政策」の二本の柱から加盟国28国の農業振興に努めています。我が国の農業の施策を、中高校生以上を対象にわかりやすくするよう執筆しました。農林水産省が毎年発行している『農業白書』を基に、重要な課題、項目、統計などを引用しています。また、私が長年、研究、調査した課題も付け加えています。
この本を読まれて、農業への関心、理解をより一層深めて頂けることを期待してやみません。

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