著者:海老沢 薫
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バイト先のスポーツクラブの水泳大会で痴態の限りを披露し、屈辱の罰を受ける羽目になった春輝は憂鬱な日々を過ごしていた。

そんな中、大学の学園祭のシーズンとなり、その目玉であるミスターコンテストに仲間達によってエントリーさせられた春輝は、見事最終審査のステージに立つことになるのだった。  

ミスターコンテストの大口スポンサーは、春輝のご主人様である太一が代表を務める会社で、審査員を務める太一はコンテストのステージ上で春輝を辱めることを企む。  

コンテスト当日、会場となる講堂には大勢の学生達が集まり、異様な熱気に包まれる中、ファイナリストの七名の男子学生達がステージに立った。  

大本命はやはり春輝であり、その容姿もオーラも群を抜いて他を圧倒し、会場に集まった学生達のほとんどが春輝を推し、熱い声援を送った。  

そうして、最終審査は始まり、ファイナリストの学生達は順番に水着姿でステージに登場し、観衆の前で自己PRを行い特技を披露した。  

やがて、大本命の春輝が一番最後にステージに現れると、なぜか学生達の歓声は突如悲鳴へと変わり、皆、驚きのあまり絶句したのだった。  

なんとステージに現れた春輝は、他のファイナリスト達と違って破廉恥極まりない極小ビキニを穿いていたのだ。
ステージの中央で恥ずかしそうに体を震わせている春輝。

ミスターコンテスト大本命のイケメン大学生は、これから同じ大学に通う学生達の前で悶え狂い、途轍もない生き恥を晒すことになるのを、この時はまだ知らなかった。

第一章 運命のミスターコンテスト 

第二章 一人だけ破廉恥な水着で現れたイケメン 

第三章 恥辱の告白をするイケメン

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