著者:小さなヨハネ
ページ数:56

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まえがきより
今回の基礎知識シリーズは「内意」についてです。聖書の文字の意義には内意(霊的意義)が含まれているとスウェーデンボルグは言います。

なお聖書の文章すべてが内意を含んだ聖言(みことば)ではなく、どの書が聖言かについては基礎知識シリーズ「聖言(みことば)」をご参照ください。

聖書の内意を教えてくれるのはスウェーデンボルグをおいて他にありません。彼は「天界の秘義」で創世記、出エジプト記全文を一字一句釈義しています(同様に「啓示による黙示録解説」でヨハネによる黙示録全文を)。私たちが具体的に聖書の内意を学ぶにはこれらを読む以外にありません。

しかし、いきなりこの大著(静思社版全28巻)に挑戦するのは誰しも難しいことと推察します。私自身、通読したのは1回限りです。他に2回挑戦しましたが挫折しました。

そこで内意に関して一部ですが抜粋させていただきご紹介いたします。なお、他の見神者(けんしんじゃ)の言葉や彼らに語られた主の御言葉もご紹介します。

内意について興味を持っていただければ幸いです。そこから先は主がスウェーデンボルグを用いて皆様を直接導いてくださるでしょう。

彼の説く内意に興味を持たれる人は極めて少なく、伝えても否定されたり無視されたりするでしょう。しかしスウェーデンボルグ抜きにキリスト教や宗教を考えるのは困難だと思います。

どうぞ興味のある方は御覧ください。

目次
・まえがき
1.聖書
2.聖言の一切のものの中には内意が在り、内意はまた聖言から発している教義的な事柄の中にも在る
3.内意が書物を純粋な聖言に属するものとする唯一のもの
4.聖言には内意の在ることが極めて明白・・・ヤコブ、イスラエル
・ヤコブ・・・・・自然的なものの真理の教義の中にいる者たち
・イスラエル・・・試練によって霊的なものとなった者
5.内意は単に外なる意味の中に隠れているかの意味のみではなく、多くの記事の文字の意義が正しく対照されるさい、そこから生まれてくる
6.内意の主要なもの
7.内なる歴史的な意義
8.聖言の内意はとくに天使たちのためのもの
9.内意が天使たちには聖言
10.この知識を手段として人間は天界と交流することができる
11.歓喜と祝福とが、ましてその人間がその内意に含まれている事柄について何かを把握するとき流れ入ってくる
12.内的な思考
13.内意はそれ自身では教会の純粋な教義である
14.内意が無くては決して知ることの出来ない秘義が在る
15.聖言の内意を構成している二つのもの、即ち、情愛と実際の事柄
16.聖言の霊的意義を与える相応の知識がその時代以後の時代に明らかにされなかった理由
17.主が譬えで教えられた理由
18.内意を斥ける者
19.パウロ
20.把握しようともしない
21.ヴァッスーラ
22.聖母から司祭へ
23.マリア・ヴァルトルタ
24.「聖書にかかわる新しいエルサレムの教義」
・あとがき

シリーズ一覧

 

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