著者:川俣 晶
ページ数:20

¥299¥0

 1979年、NECは待望の大ヒット機種PC-8001を発売した。だが、人々はそれを手にして妙な印象を感じた。何となく遅いのである。やがて彼らは知った。この機種は画面表示のためにCPUを断続的に止めていたのだ。
 人々の悲痛な叫びが響いた。「CPUを止めるな!」
 表示回路とCPUの70年代後半から80年代前半の歴史!

目次
まえがき
黎明期・表示回路はコンピュータに含まれなかった
ビデオRAMの発明とTVD-02
なぜちらつくのか・その理屈
インテル8275の場合・CPUを止めてDMA!
Apple-IIの場合・CPUは止めない!
PC-8001の場合・8275の遺伝子が爆発!
FM-7/8の場合・CPUは止めるけど止まらない!
PC-8801の場合・こいつもCPUは止めるけど止まらない!
PC-8801mkIISRの場合・CPUノンストップの切り札
ファミコンの場合・割り込みでちらつき防止!
シンクレアZX80の場合・CPUは止まらないのに画面が消える謎の回路!
あとがき
コラム CASIO FP-1000/1100の憂鬱・それはビデオRAMなのか?
参考文献

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