著者:長 英一郎
ページ数:65
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広報誌を作ってホームページを出すだけが果たして広報なのだろうか?
病院広報により病院をブランディングし、地域とのつながりを持つ。対談をした二人(山田隆司さん、有田円香さん)の共通の言葉。
山田さんからは看板広告の効果やスマホ時代のホームページの作り方、そして先進的な病院広報の事例を。そして、有田さんからは広報誌「こんにちはせいてつ病院です」最新号をふまえながら制作秘話を語っていただいた。
コロナ禍で病院広報として何をしたらいいのか?そのヒントが本書にある。
<目次>
はじめに
第1章 病院広報のスペシャリスト ⼭⽥隆司さん
⼭⽥さんとの出会い
⼀般企業と医療機関の違い
医療法の広告規制
看板広告の効果
スマホから病院ホームページを閲覧
病院名検索よりも多い症状検索
地域住⺠に対する病院の周知活動
すぐに効果が出ない病院広報
コロナ禍での広報のあり⽅
院内感染対策の地域へのアピール
外来⾷堂をコミュニティにする宇都宮病院(和歌⼭)
商店街との繋がりを持つ牧⽥総合病院
今でも有効な⼝コミ広報
芸能⼈お忍びのクリニック
韓国の病院の広報部
患者さんを紹介してくださいと⾔わない広報
救急搬送時に病院名が出てくるかどうか
第2章 伝説の病院広報担当 有⽥円⾹さん
有⽥さんの⾃⼰紹介
製鉄記念⼋幡病院の広報
広報誌らしくない広報誌
広報誌の地域での認知度
広報誌の地域のレストランを紹介
⼀番有効な広報⼿段とは?
家に持って帰ってもらえるような広報誌
Give Give Giveの広報
今も昔も紙媒体
動画ならではの情報提供
捨てられない広報誌にするために
QRコードから動画へリンク
コロナ禍で消えていく雑誌コーナー
実例から学ぶ ①広報誌の表紙
実例から学ぶ ②広報誌のイラスト
実例から学ぶ ③広報誌の写真
専任でやることの少ない広報
実例から学ぶ ④いろいろな職種が登場
実例から学ぶ ⑤お寺を取材?
⼿撮りでも伝わる気持ち
読みたいのはトップのメッセージ
実例から学ぶ ⑥商店街に⽀えられる病院
これからの広報
<著者略歴>
長 英一郎(おさ・えいいちろう)
東日本税理士法人 代表社員
1974(昭和49)年、埼玉県生まれ。中央大学商学部卒業後、公認会計士の資格を取得し、現法人入職。「患者視点の医療経営アドバイザー」として、10以上の医療法人の監事を務める。コロナ禍となった2020年からはオンライン講演の他、医療経営オンラインサロン、YouTubeなどオンライン系の事業にも力を入れている。介護施設を運営している学研ホールディングスの社外監査役でもある。主な著書に「なるほど、なっとく医療経営Q&A50」(日本医療企画)、「医療経営士3級〜1級予想問題集」(ストアーズ)など。
<対談者略歴>
山田 隆司(やまだ・たかし)
東京医学専門学校 臨床検査科卒業
国家公務員共済連合会虎の門病院 臨床検査部・動物実験リサーチセンター 病理部・診断薬会社 開発、営業学術・医療法人鉄蕉会 亀田総合病院・亀田総合病院附属幕張クリニックを経て社会医療法人敬和会大分岡病院に勤務する。
大分岡病院で医療連携業務、相談業務、コールセンター業務などを統合した広報・マーケティングを業務とした日本唯一の「広報・マーケティング部」を創設。医療機関における戦略的なパブリックリレーションズを目指す。
現在、NPO法人メディカルコンソーシアムネットワークグループ理事長を務め、活動の一部として「全国病院広報実務者会議」「病院広報誌編集会議」などを運営。 病院広報に関する執筆、講演、研修を多数務める。
有⽥ 円⾹(ありた・まどか)
1991年⼤分⼤学経済学部⼊学、1994年オランダ・ティルブルク⼤学留学。1995年⼤分⼤学卒業と同時に、地元紙である⼤分合同新聞社⼊社。主に教育担当の記者。2009年に⼤分岡病院⼊職。2015年より製鉄記念⼋幡病院で専任の広報担当。
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