【無料で読める】教育移住―日本の外で子育てした3人のケース: サバイバルできる子育てのヒント

「子どもたちに将来、どんな大人に育って欲しい？」親になったことがある人なら誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 誰だって自分の子どもにはちゃんとした大人になってもらいたいと思うはず。でも「ちゃんと」ってどういうことなのか。数年先のことでさえ見通しを立てるのが難しい今、どこでも生きていけることはどんなスキルを身につけることより大切なことではないかと思います。どこでも生きていけるスキルを身につけるためのヒントを得たい。そこで、仕事で海外移住した女性、子どもの教育を目的に海外移住した女性、国際結婚で海外移住した女性の3人にインタビューしてみました。

【目次】
●はじめに
ー子どもたちに将来、どんな大人に育って欲しい？
―どこでも生きていけるメンタリティと知識を身につける
●ケース1:「自立」ってなんだろう？7年の海外暮らしで変わった子育て
―海外で感じた”日本人らしさ”とは
―教育方針に見る”考え方”の違い
―海外の子育てで変わった”親の役割”とは
―”自分のできることで社会の役に立つ”外に出て変わった意識
―SNSのつながりでしかない人と話してみようと思ったわけ
●ケース2:「結局、自分がどう感じるか」海外に6年住んで分かった等身大の姿
―マニラで都市封鎖を経験。日本に一時帰国中
―6人の子どものうち、4人を無痛分娩で生んだ
―「現状維持に耐えられない」フィリピン移住のきっかけ
―気になる「仕事・家・言葉」の問題
―6年住んで感じたフィリピンと日本の違い
―英語を勉強した方がよい理由
―移住は解決策にならない。「結局、自分がどう感じるか」
●ケース3：国際結婚したら日本シックになったので、日本の小学校に親子留学してみた
―ワーキングホリデーでニュージーランドへ
―英語圏では有名「ニュージーランドの女は強い」
―ニュージーランド人はアウトドアが好き。休暇の過ごし方の違い
―「やり方が違いすぎる」日本の小学校に親子留学した理由
―高校はプチ大学。入学試験だけで決まらないニュージーランドの評価制度
―「パラダイスはない」ニュージーランドと日本、両方の学校を経験してみて
●おわりに
―実は当初、この本は義姉の話だけで作る予定でした
―どちらか一方が「絶対的に優れている」はない