著者:竹中 聡
ページ数:156
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あなたは「自分には教養がある」と自信をもって言えますか?
仕事をしていて思うのは、自分の市場価値をアップするためには「教養」が大切だということ。
「アタマいいなぁ」
「発想がすごいなぁ」
「この人、何を聞いても知ってるよな」
と、思える人は必ずと言っていいほど「教養」を身につけています。
『麒麟がくる』などの大河ドラマでもテーマとして取り上げられていますが、近年ビジネスマンの教養として「日本史」が注目をあつめています。
今の平和な日本は、数え切れない混乱と争いの歴史の上に成り立っています。その歴史の経緯を知らずにいること自体が「教養がない」ということにつながります。
ビジネスマンが日本史を学ぶ理由は3つあります。
1つ目の理由は、世界情勢などの時事問題に対する理解が深まり、会食などの場で歴史の話を織り交ぜて話すことによって、教養のある人と思われるからです。
例えば、韓国では日本製品の不買運動が幾度となく繰り返されており、2020年にも不買運動が激しくなったことが報じられました。このように韓国の反日感情の高まりはたびたび注目されます。なぜ反日感情を抱いているのか、その経緯や歴史を知らないと「こっちは嫌いじゃないのに、どうしてこんなに嫌われているんだろう」と思うかもしれません。しかし、歴史を知っていると日本と韓国の因果関係を理解できるので、反日感情の原因がわかります。
2つ目の理由は、自国の歴史にも関わらず、日本史をしっかり身に付けている人が少ないからです。
一般の成人で、本書に描かれていることをきっちり身に付けている人なんて、10人に1人もいないのではないでしょうか。 いつから正式に「日本」という呼称が使われるようになったか、奈良大仏は何という天皇の元でどういう目的をもって造られたか、最初に天下統一を成し遂げた人物、戦国時代を終わらせた人物、明治維新ではどのような改革が行われたか、日本の産業が農業から工業製品に切り替わったきっかけ、どういう経緯で第2次世界対戦に参戦したのか、・・・、これらは全て日本史の基本の「き」ですが、どれだけの人が即答できるでしょうか。 話せる人が少ないからこそ、日本史を身に付けておけば「教養がある人」と見られるのです。
3つ目の理由として、偉人の知恵や知識はビジネスにも応用できるからです。
例えば、あなたが仕事は頑張っているのに、ビジネスチャンスに恵まれないと悩んでいるとしましょう。そのような時は戦国時代の大名である、伊達政宗の言葉が役に立つかもしれません。彼の理念は「時を移さずに行うのが勇将の本望である。早く出立せよ」でした。簡単に言えば、「考えがあるのならすぐに動け」ということです。 これはビジネスでも非常に役に立つ名言です。例えば、あなたがビジネス交流会で協業できそうな人と会ったとします。「今度機会があったらお話を聞かせてください」という人は「機会を待つ」考え方なので、チャンスを逃す可能性が高いです。 一方、「お話を聞きたいので、お時間をいただけませんか?」という人は「機会を作る」考え方なので、チャンスを引き寄せることができます。気付きを得てから、すぐにその場で行動に移せる人が少ないからこそ、チャンスを掴み取れるのです。
このように、ビジネスの現場でも歴史の偉人の考え方やしていたことは参考になるので、歴史の学び直しは役に立ちます。
「でも、日本史を学び直すのって時間がかかりそうで面倒なんだよな」
大丈夫です。
まずは日本史の流れを俯瞰して理解することから始めてください。 本書はスキマ時間の30分で古代史〜現代史まで、ざっくりと理解できるようにしています。一気に読んでもいいですし、各章を何回かに分けて休憩時間に読んでもらっても結構です。
「歴史の本って読んでると眠くなってしまって…」
それも大丈夫です。
できるだけ難しい言葉回しは使わないようにしているので、眠くなる前にすんなりと頭に入ってくると思います。
- 「日本史は昔勉強したけど、忘れたから学びなおしたい」
- 「どんな企業と取引したとしても、恥じない教養を身につけたい」
- 「日本史は全くわからないけど、政治や世界情勢を理解する上で歴史を学びたい」
そんな人に是非最初に読んで頂きたい1冊です。 あなたの歴史に対しての興味のきっかけになれば嬉しいです。
※本書は、100冊限定の特別価格にて販売しております。100冊完売次第、通常価格980円となりますので、お早めにご購入ください
※本書は「30分でわかる」シリーズの第2弾です。
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