著者:箱寺孝彦
ページ数:135
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私は、1995年の3月から、ネパールの首都カトマンズにあるボン教僧院でゾクチェン瞑想の修行を開始しました。長い修行生活を経て、私のラマであるヨンジン・テンジン・ナムタク・リンポチェと僧院長ケンポ・テンパ・ユンドゥン・リンポチェから、日本でゾクチェンやその他の瞑想を指導する伝法の許可を得て、2009年の春に帰国しました。
それから半年間の準備期間を経て、東京と大阪でゾクチェンの瞑想教室を開始しました。チベット仏教のゾクチェンについては当時すでに複数の書籍が出版されていたので、ある程度人々に認知されていたと思われます。一方で、ボン教とそのゾクチェンについては、日本ではほとんど知られていませんでした。
私の瞑想教室は誰にも見向きされず、孤独な日々が続きました。その頃の私は、毎日朝から晩まで、チベット語で書かれたゾクチェン経典を日本語に翻訳する作業に一人没頭していました。原稿の執筆を依頼されることや、自著や訳書が出版される日が来るなど、夢にも思っていなかった頃のことです。
さまざまなご縁とご厚意により、原稿の執筆依頼をいただくようになりました。これまで私が執筆してきた原稿がある程度の蓄積になりました。そうした原稿を掲載した媒体が、今では入手が困難になったのもあります。どの原稿にも思い入れと愛着があり、これからもたくさんの方々に気軽に読んでいただきたい。そこで今回、過去に執筆した原稿の一部を電子書籍にまとめることにしました。
「あなたにボン教とゾクチェンについてもっと知っていただきたい。興味深いチベットの古代文化について気づいてほしい」。そんな気持ちを胸に抱きながら本書をまとめました。
目次
・チベット・ボン教の魅力
・ボン教修行者たちの生活と修行
・チベットの霊性と「No Mind」の生活
・無から音が生まれる体験をする
・深きなぞボン教医学
・悪魔を懲らしめるチベットの護符
それから半年間の準備期間を経て、東京と大阪でゾクチェンの瞑想教室を開始しました。チベット仏教のゾクチェンについては当時すでに複数の書籍が出版されていたので、ある程度人々に認知されていたと思われます。一方で、ボン教とそのゾクチェンについては、日本ではほとんど知られていませんでした。
私の瞑想教室は誰にも見向きされず、孤独な日々が続きました。その頃の私は、毎日朝から晩まで、チベット語で書かれたゾクチェン経典を日本語に翻訳する作業に一人没頭していました。原稿の執筆を依頼されることや、自著や訳書が出版される日が来るなど、夢にも思っていなかった頃のことです。
さまざまなご縁とご厚意により、原稿の執筆依頼をいただくようになりました。これまで私が執筆してきた原稿がある程度の蓄積になりました。そうした原稿を掲載した媒体が、今では入手が困難になったのもあります。どの原稿にも思い入れと愛着があり、これからもたくさんの方々に気軽に読んでいただきたい。そこで今回、過去に執筆した原稿の一部を電子書籍にまとめることにしました。
「あなたにボン教とゾクチェンについてもっと知っていただきたい。興味深いチベットの古代文化について気づいてほしい」。そんな気持ちを胸に抱きながら本書をまとめました。
目次
・チベット・ボン教の魅力
・ボン教修行者たちの生活と修行
・チベットの霊性と「No Mind」の生活
・無から音が生まれる体験をする
・深きなぞボン教医学
・悪魔を懲らしめるチベットの護符
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