著者:松井 優子
ページ数:79
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企業向けの障害者雇用に関する情報発信をしている中で、障害当事者の方から連絡をいただくことが増えてきました。特にこの1年ほどは、コロナ禍の障害者雇用に対する影響を心配する声や、就職活動や転職活動、これからの働き方に不安を持つ相談を聞く機会が多くありました。
新型コロナウイルス感染拡大以降、働く環境は大きく変化し、その流れが加速しています。また、働き方が大きく見直されたり、リモートワークを取り入れる企業も増えてきました。このような流れを受けて、障害者雇用においても、リモートワークという働き方の可能性や、多様な働き方によって雇用の機会が増えることへの期待が高まっています。
このような中で、障害者枠で働くことを希望している方や、障害者枠で働いている方たちに、障害者雇用の状況や、コロナ禍の現状やその影響、また、今まで以上に変化が激しくなっている中で、企業で働くときに求められることについてお伝えしたいと思い、本書を書きました。
また、障害者枠で働くという方たちの中には、多様な方たちが増えています。障害に対する配慮を受けたいので、障害者手帳を取得して障害者枠で働きたいという方もいますが、もっとキャリアアップしたい、一般枠で働きたいという方もいます。
今は、働き方の選択肢も増えてきていますので、それぞれの学歴やキャリア、背景などに合わせた多様なキャリアを選びやすくなってきたように感じます。障害者枠での働き方も一つですが、いろいろな可能性を考えてみることもできるでしょう。障害者枠での働き方を視野にいれつつも、これからのキャリアを考えていく上でのヒントになればうれしく思います。
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目次
はじめに
第1章 障害者雇用は、企業の中で本当に進んでいるのか
障害者雇用状況から見た雇用の状況
なぜ、精神障害の雇用が増えているのか
精神障害でも働ける事例は増えている
第2章 コロナ禍における障害者雇用の現状と影響
コロナ禍の中でも雇用率があがり続ける障害者雇用の現状
コロナ禍における障害者雇用の影響
障害者雇用をしている企業のコロナ禍における対応
緊急事態宣言下
緊急事態宣言後
テレワーク
障害枠で働く人たち、就職活動している人たちへの影響
コロナ禍で見られた障害者枠で働く人たちへの影響
コロナ禍で見られた障害者枠で就職活動している人への影響
職場における心配ごとは人間関係
第3章 これからの障害者雇用で働くことに求められること
業務スキルや資格よりも重要視されていること
テレワークから見えてきた求められること
職場における人間関係に折り合いをつける
障害者雇用枠で働くために求められる3つの能力
第4章 生き方、働き方は一つとは限らない
障害者枠で働くことは選択肢の一つ
一つの会社に職場定着することについて考える
組織で働くことだけが正解とは限らない社会的背景
あとがき
参考・引用文献
著者紹介
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