著者:真実良
ページ数:42

¥398¥0

第5代三冠馬にして、「日本競馬史上一番強い馬は?」という話題になると必ずと言っていいほど名前が挙がる、1990年代を代表する名馬の一頭である。
古馬になってから故障に泣き、種牡馬になってから僅か二世代しか産駒が残せず早逝する等、とにかくナリタブライアンは「競馬のタラレバ」の話題に欠かせない。

もし、故障をしなかったら…
もし、もう少し長生きしていたら…

そんなナリタブライアンのタラレバや新たな夢を次世代に期待した人は多かっただろう。

残念ながら残された産駒から後継の種牡馬を出すことができず、その最強馬の夢と伝説はディープインパクトやオルフェーヴルといった名馬達にバトンタッチしてしまった。
だが、実はまだナリタブライアンの血は完全に途切れてしまった訳ではない。
少数ながらも、確実に血は繋がっているのである。

本書では、その20世紀の名馬100にて第1位に選ばれたナリタブライアンの数少ない子孫から現代に受け継がれている一族の僅かな血を追ったお話をさせて頂きたい。
ぜひとも、かつて全競馬ファンを魅了した20世紀最強の名馬であるナリタブライアン、その血を受け継ぐ者達の活躍を信じて待ち続けていこうではないか。

それこそ正に[ブラッドスポーツ]とも呼ばれる競馬の醍醐味の一つなのだから。
いつかナリタブライアンの子孫が大舞台で活躍する姿を夢見ながら…

シリーズ一覧

  • 同シリーズの電子書籍はありませんでした。

 

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する