著者:立花 幻夏
ページ数:86

¥360¥0

「よんさんとお」
という、史上初のコピーを冠した
1968年10月1日国鉄白紙ダイヤ改正は、
国鉄の進むべき方向性を明示し、その土台を造った重要な改正です。

それは、歴史の節目の多くがそうであったように、
その時、そこで何かが大きく変化したという訳ではなく、
何かがゆっくりと確実に変化し始めた、と
後の日々に思い起こされるような出来事でした。

それまで、高度経済成長の波に乗りつつも
「前近代」と「近代」が共存していた時代は次第に終焉へと向かい、
「誰もが先を急ぐ忙しい」時代の幕が少しずつ開いて行きます。

本書は、「よんさんとお」が近づいていた頃の昔日に、
折にふれて撮影した「東京の駅と沿線の道」の
モノクロ写真65点を編集したフォト・エッセイです。
1967(昭和42)年以降の写真を主に、
1965(昭和40)年前後の写真を添えた構成です。

三複線工事中の荒川橋梁、在来線列車の宝庫だった頃の赤羽周辺、
尾久客車区の珍車マヤ3851、東京駅の0系新幹線や寝台特急、
101系時代の特別快速、板橋駅のD51などが収録されています。

以下、目次情報です。

1.荒川橋梁(東北本線所属)
2.赤羽周辺
3.尾久客車区とその周辺
4.東京駅、他
5.新宿駅
6.池袋電車区と板橋駅

※基本的に、16ベースの写真データを圧縮した「1枚の大きな写真」に
「エッセイ風の解説」を加え、1頁単位のレイアウトで編集しています。

※1頁単位の情報量が大きいため「単頁設定」&「全画面表示」を推奨しています。

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