著者:服部 征雄
ページ数:377

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[商品について]
―長生きした甲斐があった―
ごく普通の人間として精いっぱい生き、子育てに明け暮れ、そして死んでいった母。戦争などの苦難を経験しながら大正、昭和、平成と生きたその人生をもっと知りたい――本書は、母が残してくれた手紙、手帳、原稿、アレバムなどを繙き、記憶に無い処は家族に問いだしながら、一介の主婦であり、家族にとってかけがえのない存在だった母の在りし日の面影を追った人生の記録である。

[目次]
1.はじめに
2.下流(したる)・下田・伊東時代
3.第一期松崎時代(昭和14年5月〜昭和17年6月)
4.第一期修善寺時代(昭和17年12月~昭和22年)
5.第二期松崎時代(昭和23年~昭和29年10月)
6.第二期修善寺時代(昭和29年10月~平成18年5月)
7.母の文集
8.回想―あの時から人生は変わった―
9.母の想いで
10.盲腸の手術をした頃のこと
11.母の女学校時代の同級生
12.ドイツの友人、デーン 芳子さんから
13.おわりに
14.補足資料1 母と家族のあゆみ
15.補足資料2 四年桜組の友だちからの便り

[出版社からのコメント]
人生を過去の偉人に学ぶのも有益なことですが、自身の父母の人生を知り、そこから生美を得るほど深いものはないかもしれません。平凡の中にこそ真理は宿る、本書の中にはそうした生き方の記憶が詰め込まれています。今の時代だからこそ、こうした生き方をぜひ多くの方に感じていただければ嬉しく思います。

[著者紹介] 服部征雄(はっとり・まさお)

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