著者:青木 匡光
ページ数:131

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[商品について]
――子どもを励ます3つのポイントは、「脅しにならないように」「自信を失わせないように」と残りの1つは何でしょうか。
1.甘えにならないように、2.的外れにならないように、3.非現実的にならないように 子どもの素質・適性を考えることが重要となります。
正解は、本書第2章「父親業講座⑥ 子どもを励ます3つのポイント」をご覧ください。

父親とは何か。父親として、子どもとのつきあい方がわからず戸惑うことはないだろうか。かつて父親は、家父長制の中で「家長」として家庭の中心にあり、家族をまとめるシンボリックな存在だった。しかしそうした絶対的な原理や規範が存在しない今、世の父親はそれぞれが家庭の中で主人公となり、父性のあり方を考え、その発揮の仕方を工夫していかなければならない。「子は親の背中を見て育つ」と言うように、子どもは親の「素行」を見て育つ。父親として子育てをするには、まず父親自身が自立して、人から尊敬されるぐらいに「自分育て」をする必要がある。本書は、世の悩める全ての父親に向けて、著者自らの子育ての経験にヒューマン・メディエーター(人間接着業)としてのキャリアから得た知恵や工夫を盛り込み、「男親の子育てとはいかにあるべきか」を分かりやすく解説した作品である。これだけは押さえておきたいという父親論のエッセンスからQ&TRY形式での具体的な子育ての実践まで、魅力あふれる父親として、自信を持って「幸せな社会事業」である子育てをするための一書として、示唆に富む内容となっている。

[目次]
[前 章]子育ては幸せな事業
[第1章]子育てにおける「父親」の役割
1 家族における父親とは
変化してきた父親像
みずからが父親像を決める時代
何か起こったときに力を発揮するのが父親
日常においては「柔構造」で
2 父親の役割、母親の役割
「男らしい父親」と「人間らしい父親」
男の魅力、女の魅力
父親は「ボーナス」、母親は「月給」
父親の出番、母親の出番
3 EQを子育てに生かす
人生に成功する人とつまずく人の差
EQとは人を引きつける「魅力」だ
4 「親の背中」で育てる
子どもの自立を促す仕掛けと戦略
「ふるまいしぐさ」の大切さ
しつけは、子どもの年齢に応じて
わかりやすく単純明快な「原則(プリンシプル)」を
言い訳は自分自身に対する裏切り行為
自分をかわいがるのではなく、大切にする
くやしさを生かし、自分を鍛える
感動を与えてくれる人を探して歩く人間行脚
[第2章]オトコの子育て講座Q&TRY!
Q01 子育てにおける心構えとは?
Q02 エネルギーあふれる父親になるには?
Q03 父親としての魅力・教養を身につけるには?
Q04 子どもから信頼される父親になるには?
父親業講座① 魅力ある人間の「7つの香り」
Q05 子どもに尊敬される父親とは?
Q06 存在感のある父親になるには?
Q07 子どもの欠点にどう対処するか?
Q08 子どもを八方美人にしないためには?
父親業講座② 息子の勉強に対する戦略と仕掛け――筆者の実践例――
Q09 「指示待ち人間」の子にしないためには?
Q10 打たれ強い子どもに育てるには?
Q11 どうすればいじめをなくせるのか?
父親業講座③ 子どもをいじめから守るために
Q12 ひ弱でいくじなしな子どもにしないためには?
Q13 子どもの抵抗にはどう接すればいい?
父親業講座④ 子どもの抵抗パターン別解決術
Q14 子どものための時間をどうやってつくりだす?
Q15 いつも仕事に追われてしまうのはなぜ?
Q16 家族で自然体の人間関係を築くには?
Q17 子どもとの会話不足を補うには?
Q18 子どもに伝わるように話をするには?
父親業講座⑤ よく会話をした子は夢を語れる
Q19 子どもから話を聞きだすには?
Q20 家族の会話をもっと楽しくするには?
Q21 娘に好かれる父親像とは?
Q22 父親のガンバリに家族が応えてくれないのはなぜ?
父親業講座⑥ 子どもを励ます3つのポイント
Q23 なぜ子どもにバカにされるのか?
Q24 夫婦円満を保つためのコツは?
Q25 妻との時間の過ごし方を活性化するには?
Q26 どうやればうまく子離れができる?
父親業講座⑦ 魅力ある人間の「11の袋」
Q27 社会でのふるまい方をどう教えればいい?
Q28 自分ひとりで解決できない子育ての問題にどう対処する?
Q29 学校教育の限界をどうやって家庭で埋めるか?
父親業講座⑧ 成長年齢に応じた自立戦略
Q30 隣近所とのつきあい方はどうする?
Q31 子どものためになるお金の使い方とは?
Q32 自立を促す仕掛けを子育てにいかに企画するか?
おわりに
著者略歴

[出版社からのコメント]
家事や育児は夫婦共同で行うという認識が広まっている今でも、子どもの教育に関われていないと感じるお父さんは案外多いのではないかと思います。子どもにとって魅力のあるお父さんとなるために、ぜひ本書を多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
青木匡光(あおき・まさみつ)

ビジネス評論家。ヒューマンメディエーター(人間接着業)。小樽商科大学卒。三菱商事に10年間勤務したあと、広告会社に転職。1975年アソシエイツ・エイランを設立、異業種交流の場を提供。またサロン風のオフィスを「ヒューマンハーバー(人間の港)」として開放し、人間関係に悩む人たちに指針を与え、人生に意欲的な人同士を結びつけている。現在、異業種交流や人脈づくりのパイオニアとして講演、著作などで活躍中。
著書に『顔を広め味方をつくる法』(日本実業出版社)、『人づきあいが苦にならない法』(PHP研究所)、『EQ型人間が成功する』(産能大学出版部)、近著に『人づきあいの旅にでよう』(JDC)、『内気が苦にならなくなる本』(法研)、『人間接着力』(小社)などがある。

[読者から頂いたお声]
”男を磨けば子供も家庭も幸せになる”を読んで
子育ては幸せな事業と言う前事に、楽しく読み進める予感がしました。第1章の子育てにおける父親の役割では、時代と共に変わる望まれる父親像について、うなづきながら読み進みました。古くは父親は家長であり、生活を支え、きびしくて大きく大黒柱的感覚であったが、世の中の多様化、文化の発展、社会構造の変化などによって、父親の存在価値の内容が、現代的になったことを認識させられた。何か起こった時に力を発揮するのが父親については、今も昔も変わらないと思って読みました。男らしい父親については、単に強さだけでなく、人格そして人間性の重要性を感じさせられた。男らしいという定義自体が、過去と今では変化している。変わらぬことは、母親の出番以外ということである。私は、男らしいの条件の1番は、信念をもつことと考えます。信念は、自信になり、責任感となって父親の存在価値となる。ただ人としての情については感性を高め、磨くことが必要であることと思います。世の中には、技を極めた芸能、その結晶の美術などあり、それを自ら、即ち父親としての感性を高めるために機会をのがさず、とらまえることの必要性は、読みながら考えました。オトコの子育ての講座日&TRYは、成る程、成る程とうなずきながら読んだ。子どもの欠点にどう対処するか、八方美人にしないは、思わず笑顔になりました。子どもには伝わる様に話をするには、?を読みながら、自己反省する必要を感じた。自分と子供を比較しないことが大切であることに痛感した。欠点をとらまえて、自分はそんなことはなかったと美化することは、さけねばならない。相手即ち子どもの立場になり、子どもの生い立ちを考え、子どものよいところ、能力を生かしのばすことを考え話し、そのために父親として応援、協力できることがあれば、謙虚に話し、あくまでも押しつけることがない様に伝えることが重要と、読みながら自分の考えを持ったこの著書は、父親だけでなく読む人が考えさせられ、さわやかな読後感でした。(50代:女性)

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